キッチンやお風呂場の掃除をするとき、頑固な汚れやカビをしっかり落とすために、塩素系の漂白剤や洗浄剤を使うことありますよね。
塩素系の洗浄剤は漂白力や除菌効果に優れている反面、臭いが強いのが気になります。
汚れを落としたあと、洗浄液を充分に洗い流したり換気をしたりしても、部屋中にこもった塩素の臭いがなかなか消えないこともありますよね。
手についた塩素の臭いもなかなか消えません。
家庭用の洗浄液だけでなく、プールの後、体についた塩素の臭いが気になっている人もいます。
今回は、そんな塩素の臭いを消す方法について紹介していきたいと思います。
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塩素系の臭いを消す方法
家庭用の塩素系漂白剤や住宅用洗浄剤は「アルカリ性」に調整されているものが一般的です。
換気をした中で使用するのが最低条件ですが、基本的には汚れを落としたあとは充分な水で洗い流すことが大切です。
でも、換気や洗い流しをしっかり行っても、いつまでも室内に塩素の臭いが残っていて消えないことがあると思います。
そんなときに役立つのが「酸」です。
塩素臭は「酸」で中和することによって消えていきます。
「酸」を使う方法のなかでも身近なものを使う、レモンやお酢を使った消臭法を紹介していきます。
○レモンを使った消臭法
霧吹きに半分ほど水を入れ、レモン半分の搾り汁を加えます。
これを部屋全体に吹きかければ、塩素の嫌な臭いが消えます。
揚げ物をした後や焼肉をした後の部屋の臭いにも効果があります。
○お酢を使った消臭法
部屋全体の臭いを消したい場合には、コップなどにお酢を入れて部屋の隅に起きます。
数時間で消臭効果を発揮します。
また、スプレーボトルに水で薄めたお酢を入れ、臭いが気になる空間にスプレーする方法もあります。
アルカリ性の臭いには、塩素の臭いの他にもタバコや尿などのアンモニア臭があります。
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手についた塩素の臭いは?
衣類の漂白やマグカップの茶渋を落とすときに、塩素系の漂白剤を使うことが多いと思います。
塩素の臭いが手についてしまい、なかなか臭いがとれないという経験をしたことありますよね。
手についた塩素の臭いも、室内の消臭と同様、アルカリ性の塩素系漂白剤を中和させるために、酸性のものと中和させて臭いを消すことができます。
塩素の臭いが気になる指先などに、レモン汁やお酢をつけてよくすり込んでから水で流しましょう。
酸性の強い柑橘系の果物も、同じ効果がありますので試してみてください。
プールのあとの塩素臭対策は、入る前のケアが大切
プールに入ったあと、髪の毛や体から塩素の臭いがするのが気になりますよね。
プールの水には、雑菌の繁殖を防ぐために、水道水よりも高い塩素濃度が設定されています。
そのため、プールで泳いだ後にシャワーでしっかり体や髪を洗っていても、塩素の臭いは残ってしまいます。
◯プールに入る前のケアが大事
体の皮膚は乾いたスポンジだと思ってください。
プールに入ることによって、塩素を含んだ水がしっかり皮膚にしみ込んでしまいます。
そのため、塩素が皮膚にしみ込まないように工夫が必要なのです。
プールに入る前に、体にクリームを塗って、シャワーでそのクリームを体全体になじませましょう。
髪の毛にも意識してなじませるようにしましょう。
クリームが皮膚や髪を覆い、塩素が体にしみ込むのを防ぐことができます。
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水道水の塩素の臭いが気になる
水道水の塩素が気になる場合、レモンやライムの搾り汁を加えることで解決できます。
飲食店で出された水が美味しいなと感じるのは、この手法を使っている場合もあります。
また、夏の暑い時期に水分補給が大切とは分かっていても、水だけでは飲みにくい場合、数滴レモン汁を垂らすだけで飲みやすくなります。
まとめ
塩素系の漂白剤や住宅洗剤を使ったあとに残る塩素の臭いには、「酸」がおすすめです。
塩素系のものはアルカリ性に調整されたものが多いので、酸で中和させて消臭することができます。
酸で思い浮かぶ身近なものとしては、レモン汁やお酢です。
スプレーボトルに水で薄めたレモン汁やお酢を入れて、気になる部屋全体にスプレーしてみましょう。
手についた塩素の臭いにもお酢やレモン汁が活躍します。
酸は塩素系の臭いだけでなく、タバコやペットの尿の臭いにも効果があります。
これで臭いも悩みも解消されるはずです。
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