毎日、掃除したり、換気したりしなど、ほこり対策をしているはずなのに、すぐに溜まってしまいます。
ほこりは、喘息やアトピーなどのアレルギー症状の原因の一なので、とくに赤ちゃんや小さな子供がいると、気になりますよね。
病気だけでなく、ほこりが原因でパソコンが故障することもあるようです。
ほこりが溜まりにくくなる方法や、効果的な掃除方法があれば知りたいですよね。
今回は、家の中のほこり対策についてお伝えします。
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部屋のほこりを取り除く9つの対策
毎日、掃除機をかけても、ほこりが溜まるのは、
- 家の中にある衣類
- カーテン
などの布製品からの綿ほこりが原因です。
でも、家の中に布製品を置かないようにするなんて無理です。
ほこりを極力少なくするための対策は、
- ほこりを溜めない掃除
- ほこりが出やすいものを少なくする
が大きなポイントになります。
ここでは、9つの対策を順番に紹介していきます。
1)週に2回は掃除をする
掃除は毎日するのがベストですが、それが無理な場合は、週に2回は丁寧な掃除が必要です。
毎日掃除ができなくても、
- 1日1回は窓を開けて換気をする
- 使い捨てのモップなどを軽くかけておく
だけでもずいぶん違います。
2)掃除をするときは窓をあける
掃除をすると、ほこりが舞い上がるので、窓からほこりを出すために窓を開けます。
掃除が終わっても、1時間はほこりが舞っているので、その間は窓を開けておくのがおすすめです。
3)上から下に掃除をする
ほこりは上から下に向かって降りてきます。
人が動くことで、床に落ちたほこりも舞い上がるので、掃除機をかけるなら最初は天井から、最後が床になるようにします。
はたきやモップをかける場合も上からが基本です。
4)床はフローリング用のシートか雑巾を使う
掃除機はほこりが舞い上がりやすいので、床を掃除するならフローリングシートが便利です。
雑巾がけでもよいですが、ほこりが多いときは、先に掃除機をかけてからにします。
いきなり雑巾がけをすると、ほこりが部屋の隅に固まってしまいます。
5)拭き掃除に洗濯用柔軟剤をつかう
柔軟剤には静電気を予防する成分が含まれています。
バケツ1杯の水の中に数滴柔軟剤を混ぜたもので、テレビやテーブル、床を拭いておくとほこりが付きやすくなります。
家電製品を拭くときは、水分が故障の原因になるので、雑巾の水気をしっかり絞って拭くようにしてください。
6)掃除機のごみやフィルターはこまめに取り換える
せっかく掃除機をかけても、掃除機のごみがいっぱいだったり、フィルターがゴミだらけでは、ほこりをまき散らすだけです。
掃除の頻度によりますが、週1回は掃除機のごみは取り替え、フィルターも確認しておいてくださいね。
7)無駄な布製品を置かない
インテリアのためにクッションを置いたり、カーペット、ラグを引いたりすることがありますが、布製品にはほこりが溜まります。
クッションの数は必要最低限にし、
- 布の種類を工夫する
- 頻繁にほこりをたたく
など、ほこり対策をしてください。
カーペット、ラグを引く場合は、きちんと掃除機をかけることを忘れないようにします。
また、服のしまい忘れ、脱いだ衣類を置きっぱなしにしているのも、ほこりを増やす原因になります。
8)カーテンを洗濯する
カーテンはほこりが溜まるのに、掃除がしにくい場所です。
掃除機で吸えるならいいのですが、そうでない場合は、頻繁に洗濯するようにします。
ほこりが溜まるので、月に2回できると良いですが、最低でも月に1回は洗ってほしいです。
9)空気清浄機を使う
窓を使って換気できない場合は、空気清浄機を使います。
空気清浄機にもフィルターが付いているので、使用頻度や製品に合わせて、フィルターの掃除をしてください。
ほこりが溜まると、カビが発生しやすくなります。
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寝室のほこり対策6つ
寝室は、
- 布団
- カーテン
- クローゼット
などがあり、部屋の中でも特にほこりが出やすい場所です。
ほこり対策は、部屋の掃除方法と同じですが、もう少し気を付けたいことがあります。
1)布団を引きっぱなしにしない
布団を敷きっぱなしにすると、掃除ができないのでほこりが溜まりやすくなります。
また、湿気もこもるので、ほこりと湿気でカビが大発生します。
2)ベッドにかえる
ベッドに変えるだけでも、掃除がしやすくなります。
また、ベッドを選ぶ際は、
- 下に掃除機が入るスペースのもの
- キャスターが付いたもの
を選ぶと動かしやすくなりほこりが取りやすくなります。
3)布団をたたむときは窓をあけて、静かにあげる
ベッドであっても、睡眠中の湿気を取り除くために、布団をあげます。
掛け布団を少したたむだけでもほこりがすごく出るので、窓を開けてから、できるだけ静かにたたむようにしてくださいね。
4)布団を干すときは叩きすぎない
布団を干すときに力いっぱい叩く人を見かけますが、布団は叩けば叩くだけほこりが出ます。
出なくなるまで叩いていたら、布団はすごく薄くなってしまいます。
布団は軽くはたく程度にし、掃除機をかけるほうがおすすめです。
5)枕カバー、シーツは毎週洗う
布団を頻繁に干すことができなくても、シーツ、枕カバーを洗濯しておけば、ほこりを少なくすることができます。
梅雨時期に入り、シーツも毎週洗うタイミングを逃した場合は、枕カバーだけでも洗っておけば、吸い込むほこりが少なくなります。
6)余計な洋服、かばんは収納する
寝室にはクローゼットがあることも多いです。
余分な衣類や、バッグが出しっぱなしだとほこりが溜まる原因になります。
収納ケースに乾燥材と一緒に入れて収納します。
きちんと収納することで、ほこり対策になるだけでなく、衣類やかばんも長持ちします。
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パソコンのほこり対策4つ
パソコンは精密機械なので、ほこりが大嫌いです。
パソコンには、熱を逃がす排気口がついているため、そこからほこりが入って溜まってしまいます。
ほこりが溜まると、故障、不調の原因になり、パソコンの寿命が短くなります。
1)パソコンを置く場所を考える
デスクトップ
デスクトップのパソコンを使う場合、本体を床に直接置いていることがあります。
床に直接置くということは、ほこりの上にパソコンを置いているようなものです。
5センチほどの高さの平らな台を用意し、本体を置くようにするとほこりを防ぐことができます。
ノートパソコン
ノートパソコンは、機器の放熱のため底面から空気を吸い込み、側面からから排気するものがほとんどです。
2センチほどの高さがあればほこりが溜まりにくくなるので、机の上で使うときも、底面の4つの角に台を置いて使うとベターです。
台があると、ほこりを防ぐだけでなく、
- 机の上に熱が移るのを防ぐ
- ファンの音が小さくなる
- ノートパソコンの寿命を延ばす
ことも同時にできます。
2)フィルターを貼る
デスクトップのパソコン向けですが、空気を吸い込む箇所に、換気扇用のフィルターを切って貼り付ける方法もあります。
半年後には、ほこりがびっしりついているケースもあります。
交換はびっしり溜まる前、半年~1年に1回変えてください。
ノートパソコンの場合は吸気用のファンが小さいため、フィルターはおすすめできません。
風量が減り、十分な放熱ができなくなるので、機器本体の温度が上がりすぎてしまう原因になります。
3)カバーをかける
キーボードの隙間にもほこりが溜まります。
ブラシなどで簡単に掃除もできますが、キーボード用のカバーをかけておけば、ほこりは防ぐことができます。
また、使い終わったあと、保管するときに画面にカバーをかけておくのも、効果的です。
4)解体してほこりを掃除する
パソコン内にたまったほこりを掃除するためには、ドライバーを使って、本体をあける必要があります。
機械に強く、パソコンに詳しいなら、自分で掃除することもできます。
自分で掃除をするときは、万が一に備えて大切なデータはバックを取っておいてください。
機械に強くない、長年使って、ほこりがかなり溜まっている場合は、業者にお願いするのが安心です。
まとめ
ほこり対策には、こまめな掃除が一番です。
アレルギーや喘息、ハイハイする赤ちゃんは特にほこりには気を付けたいですよね。
掃除はもちろん、カーペット、クッションなどは置かずに、ほこりが少なくなる環境作りも必要です。
ほこり対策は、面倒だと思ってさぼっていると、あとで本当に大変になります。
ほこりが少ない人の多くは、
- 寝る前に部屋を必ず片付け
- 朝起きたら、まず部屋でフローリングシートで掃除
を習慣にしているそうです。
サッと5分程度で終わるようなので、参考にしたいですね。
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