玄米から乳酸菌を作ることができるって知っていますか?
乳酸菌と言えば、整腸作用があって体にいいイメージがありますよね。
乳酸菌飲料やヨーグルトなど、スーパーやコンビニで買うのが当たり前になっているかもしれません。
でも、天然の乳酸菌を自分で作ることができるんです。
今回は、玄米から作る乳酸菌の作り方、またその効果や活用法などについて紹介していきたいと思います。
[quads id=1]
玄米から作る乳酸菌の効果
玄米の皮には乳酸菌、麹、酵母が含まれています。
そのため、玄米のとぎ汁には乳酸菌や麹、酵母がたくさん溶け出しているので、捨ててしまうのはもったいない!
玄米のとぎ汁に含まれている成分には、炭水化物やタンパク質などを分解する働きがあるので、掃除や歯磨きに効果を発揮します。
その他にも、アミノ酸やビタミンも豊富に含まれています。
肌の生まれ変わりを促進して、美白効果や老化防止の働きがあるため、化粧水として活用することもできます。
[quads id=2]
玄米から乳酸菌水を作る方法
さっそく玄米から乳酸菌水を作る方法を説明しますね。
用意するものは次の通りです。手軽に作れるように500mlのペットボトルを利用した場合の分量を紹介します。
用意するもの
玄米 1〜2合
水 600ml
黒糖 大さじ1
粗塩 小さじ1
500mlのペットボトル
作る手順
1)まず、玄米を600mlほどの水でとぎます。
2)その一番とぎ汁をペットボトルに入れます。
3)次に小さじ1の粗塩を入れます。
4)最後に大さじ1の黒糖を入れ、ペットボトルを振ってよく混ぜます。
5)そのまま1週間ほど放置します。その間、1日1回はペットボトルを振って混ぜるようにしましょう。
1週間ほどでシュワシュワと泡が出てきて、甘酸っぱい酸味を感じるようであれば成功です。
悪臭がする場合は、残念ながら失敗です。
常温で保存ができます。
時間の経過とともに発酵が止まった場合、玄米のとぎ汁を足すことで再び発酵します。
乳酸菌水の活用法
玄米から作った乳酸菌水をそのまま飲むこともできますが、酸味が苦手な人は、豆乳などの飲み物に混ぜて飲むと飲みやすくなります。
他にも、次のような活用法があります。
- 歯磨きやうがい
- 化粧水(水で薄めてボトルに入れる)
- 入浴剤(浴槽に2Lほど入れる)
- 漬け物(キャベツなどの野菜に混ぜる)
- 乳酸菌リンゴジュース(1:1で混ぜる)
- 豆乳ヨーグルト(豆乳9:乳酸菌水1を混ぜ、常温で5〜6時間放置)
玄米のとぎ汁を捨てずに、生活の様々なシーンで使える乳酸菌水について紹介してきました。
地球にも人にも優しい乳酸菌水について興味をもっていただけたら幸いです。
[quads id=3]
寒い時期はお湯で作るのがおススメ!
実は私は前から乳酸菌水に興味があって、「使う水は水道水でいいのかな?」となど疑問が沸く度に、友人に聞きながら作りました。
実際に作り始めると、小さなことが気になってしまうんですよね。
水は普通の水道水で大丈夫でした。
ただ、寒い時期は効率よく発酵させるために、水よりもお湯を使った方がいいです。
少し湯気が立つぐらいの50℃ぐらいのお湯がベスト。
ちなみに、初めて挑戦する場合は、暖かい時期の方が成功しやすいですよ。
まとめ
玄米のとぎ汁を利用して、乳酸菌水を作ることができます。
玄米のとぎ汁には乳酸菌や麹、酵母がたくさん溶け出しているので、そのとぎ汁を再利用して作ります。
玄米から作る乳酸菌水には、歯磨きや掃除に適した成分や、肌の新陳代謝を高める成分が豊富に含まれています。
ですから、生活中の色々なシーンで効果を発揮します。
その他にも、入浴剤に利用したり、料理に使ったりと活用法は様々です。
玄米のとぎ汁を捨ててしまうのではなく、ぜひ一度、乳酸菌水を作ってみてくださいね。
[quads id=5]
[quads id=6]
コメント