家計簿をつけ始めたけれど、レシートを見ながら何の項目に入るべきか迷うことってありますよね?
でも実は、家計簿をつける時にはそんなことで悩む必要はないんです。
家計簿を楽につけるためには、項目の正しい増やし方について、さらっと理解しておくことが大切です。
まずは、項目の例と、気楽に続けるヒントをご紹介していきますね。
[quads id=1]
家計簿に必ず入れておきたい基本の項目
支出は細かく分類することもできますが、大雑把に分ける方が最初はおすすめです。
まずは最低限押さえておくべき項目から紹介しましょう。
◯食費
◯日用雑貨費
◯娯楽費(レジャー費)
◯その他(特別費)
最初は、上記の四項目だけに分ける程度でもOKです。
生きていくために食べるためのお金=食費
生活する上でかかるお金=日用雑貨費
生活を楽しむ嗜好全般=娯楽費(レジャー費)
食費でも日用雑貨にも分類されないお金=その他(特別費)
として分類するシンプルな項目分けを、ちゃちゃっとマスターしてしまいましょう。
◯項目がシンプルであるメリットとは?
いつ、どこで、何に使ったか。
これが、家計簿でもっとも重要なポイントですね。
家計簿はお金の流れが分かることが目的ですので、分かりやすさと手軽さを見失わないように注意しましょうね。
項目の付け方を迷った時のヒント
外食費はどうする?
例えば、外食をした時は、食費だったり、娯楽費(レジャー費)だったりと、家庭によってルールが異なります。
食べるためのお金だから食費、外食は楽しみでもあるから娯楽費、どちらも納得の理由ですよね。
給食費はどうする?
他にも子供の給食費のケースでは、教育費に分類する方もいれば食費に入れてしまう方もいます。
子供にかかるお金は全て教育費、子供が食べるためのお金だから食費、こちらも納得の理由です。
とりあえず一月はマイルールを設定しよう!
どちらのケースからも分かるように「これは絶対こうであるべき」という決め事はせずに、マイルール適用でどんどん適当に振り分けていけば良いのです。
こんな感じです。
写真の現像代→娯楽費(レジャー費)でも日用雑貨費でもOK!
自分のスカートを作った時の生地やボタン代→被服費でも娯楽費(レジャー費)でもOK!
ペットの餌やトイレ用品→日用雑貨費でもその他でもOK!
友達と食べたカフェの割り勘代→娯楽費(レジャー費)でも交際費でもOK!
大事なのはお金の流れを知ることなので、必要以上に細部に拘る必要はありません。
試しに、まずは一月だけ自分で決めたマイルールで家計簿を付けていきましょう。
そして、一月付け終えた時に、自分がもっと把握したい項目についてルールの修正をしていけばOKです。
[quads id=2]
後から見た時に分かりやすくするのがポイント
項目をできるだけ少なくするメリットは、振り返った時に分かりやすくなるという点です。
例えば12月はボーナスも出たけれど、何かと行事が多かったから支出も多めだったな、など項目が少ないと一目瞭然に把握できます。
でも、項目が多いとばらつきがあり、ぱっと見で分かりにくくなりがちです。
家計簿全体を通して見た時に、前の記録を見ても困らないために、項目はできるだけシンプルにしておく必要があります。
しかし、慣れてきたら項目を増やすことで見えてくることがあります。
増やすならこの項目
◯被服費
◯教育費
◯小遣い
◯美容・衛生費
◯光熱費
◯保険・税金費
◯医療費
◯交際費
◯交通費
◯通信費
項目を増やすときの例として、参考にしてくださいね。
ただ、あくまでも最初から完璧な項目分けをしようとは思わないでください!
完璧にしようとすることが、一番の挫折の原因になります。
では、自分にとって必要な項目を、適切なタイミングで増やすにはどのようにすればいいのでしょうか。
[quads id=6]
毎月の振り返りを夫婦で行うこと!
正しいやり方で項目を分けていくと、それだけ正確にお金の流れの実態をつかめるようになります。
ただ、最初から完璧な項目を作ることはできません。
なぜなら、生活環境も変わるし、考え方だってどんどん成長し変化していくからです。
とりあえずシンプルなマイルールから運用をスタートし、毎月末に振り返ったタイミングで項目を追加したり減らしたりと、修正をするようにしましょう。
項目を正しい方法で増やすには、毎月末に振り返ることが必須ですよ!!
この振り返りの時に、反省点が見えてきますし、来月の目標も自ずと設定できるようになりますからね。
毎月の振り返りをすることのメリットをしっかりと確認しておきましょう。
お金、支出に関する反省や対策ができる
今月は娯楽費(レジャー費)にお金をかけ過ぎたな、とか、食費を抑えて頑張ったなど、支出の実態が正確に把握できます。
お金の流れが見えると、貯金もラクラクできるようになりますよ。
最低限、生活にかかるお金が分かる
食費や日用雑貨費にどのくらい必要か把握することで、最低限必要なお金が分かります。
そうすると、貯金の目標も立てられますし、家族での娯楽の計画も立てやすくなります。
将来設計しやすくなる
現在はこれだけの支出だけど、家族が1人増えた時はどうなるか、家を買ったら何が減るかなどの将来設計もしやすくなります。
その時何に興味があり、何にお金を使っていたかで自分のことを客観的に見直すこともできます。
例えば交際費が激増した時は友達と会う機会が多かったとか、冠婚葬祭が立て続けにあったとか、生活の歴史を振り返ることもできます。
夫婦で価値観の共有もできる
交際費が多かった、娯楽費が少なかったと家計簿を夫婦で見直すことが大切です。
家族の生活や金銭の価値観を共有することができ、お互いの考え方の理解を深めることができます。
貯金の目標なども、夫婦二人でよく話し合うことが大切です。
[quads id=3]
まとめ
家計簿はお金の流れを知るためだけのものではなく、生活を振り返るときのタイムマシーンのような役目を果たしてくれます。
日付や金額の横に、そっと一言今日あったことを書き加えるなども工夫もよいですね。数字だけが並ぶ家計簿よりも、その時のイベントや気持ちを残すことで、楽しい家計簿になります。
食費に込められた思い、日用雑貨費に込められた思い、日々の思いを夫婦で見直すことで絆も深まりますしね。
まずはシンプルな項目からスタートし、毎月末の振り返りだけは忘れずに、楽しくつけていくように工夫しましょう。
家計簿の書き方のヒント
家計簿を楽しくつけるのはそんなに難しいことではありません。楽しんで続けるにはちょっとしたコツがありますし、便利なアイテムもありますよ。
[quads id=5]
[quads id=6]
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] →家計簿の項目を簡単に分けるコツ!貯金もラクラク貯めれます! […]