12月中旬(11日~20日)になると学校も短縮授業から終業式を迎え、いよいよ年末が近づいてきたと実感しますね。
年末年始の地域のイベントや役員などの案内文書、学校関係でもPTAからの冬休みに向けた案内などを書くことがあるかと思います。
そんな時に、パッと使える時候の挨拶を例文付きで紹介しますね。
お歳暮の送り状やお礼状など、個人の手紙のやり取りに使える例文も紹介するので、参考にしてみてください。
[quads id=1]
12月中旬の時候の挨拶のコツは?
一般的には10日~20日が中旬とされますが、時候の挨拶で季節感を表す時は、二十四節気を基準に考えるというのも手です。
12月7日に「大雪」、12月22日ごろに「冬至」があります。
ですので、7日から22日を中旬ととらえて、時候の挨拶の言葉を選んでみるとよいです。
中旬の季節を表す言葉としては「霜寒」「寒気」「激寒」「初雪」がありますね。
その他にも「師走」「暮れ」などは、12月を通じて使うことができます。
中旬の中でも22日の冬至に近くなったころには「短日」なども季節を感じられていいですね。
文書などに使える時候の挨拶とは?
町内会や保護者会など、文書を作る時に便利なのが「季節の言葉」+「~の候」「~のみぎり」といった表現です。
紹介した季節の言葉を当てはめるだけなので、簡単に作ることができます。
◯書き出しの例文
「寒気の候、○○自治会の皆様におかれましてはますますご健勝のことと存じ上げます」
「初雪のみぎり、皆様におかれましてはご壮健のこととお慶び申し上げます」
もう少しカジュアルな書き出しにしたい場合も、季節の言葉を使って文章を組み立てます。
少し話し言葉に近づけるようにアレンジすると、カジュアルな書き出しになりますね。
[quads id=2]
目上の人宛てには丁寧な挨拶
習い事の先生や恩師など、目上の方にお歳暮を贈る時などは、添え状の時候の挨拶も相手に合わせた言葉を選びたいですよね。
文書のところで紹介した例文なら、そのまま目上の人向けに使うこともできます。
他にも使いやすい例文を紹介いたしますね。
◯書き出しの例文
「師走を迎え何かと気忙しい日々をお過ごしのことと存じます。先生もますますご健勝のこととお慶び申し上げます。」
「冬至が近づき寒さがいよいよ厳しくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか」
◯結びの例文
「初雪が降り年末に向け厳しい寒さが続きそうです、どうぞお体ご自愛ください」
「霜寒のみぎり、どうぞお体ご自愛いただき、良い新年をお迎えになりますようお祈り申し上げます」
結びに時候の挨拶に加えて、相手の体調を気遣う言葉を添えると、素敵な結びになりますよ。
お歳暮の添え状などで使える時候の挨拶
遠方の両親や親戚、お仕事でお世話になった方など、お歳暮を贈りますよね。
親しい人宛には、時候の挨拶もカジュアルに作るとバランスが取れます。
◯書き出しの例文
「暮れも押し迫って忙しい日々をお過ごしでしょうが、風邪など引かずにお過ごしでしょうか」
「日が短くなり夕方がせわしなく感じる日々ですが、いかがお過ごしですか?」
◯結びの例文
「寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください」
「今年は年内に初雪が降りそうですね。風邪など引かないようお気を付け下さいね。」
[quads id=3]
まとめ
12月中旬は冬真っ盛りで、さらに年の瀬も迫ってきて何かと忙しい季節ですね。
そんな季節だからこそ、季節を感じる言葉を手紙に表現すると、ほっとするものです。
ちなみに、時候の挨拶には、堅苦しく考える必要はありません。
子どもたちの園での様子を取り入れても季節を表現できますし、生活感が表現できていれば必ずしも決まった言葉を選ばなくてもいいのです。
ご紹介した例文を参考にすれば、自由にアレンジができるので、あなたが感じる季節感を素直に表してみてくださいね。
12月上旬の時候の挨拶
→【時候の挨拶】12月上旬の季節の言葉は?お歳暮の添え状の例文も!
12月下旬の時候の挨拶
→時候の挨拶で12月下旬にふさわしい言葉!年末から大晦日の季節感とは?
12月の中旬だけでなく、上旬や下旬の言葉もあわせて参考にするといいですよ。
ピッタリの季節感を表現する言葉を探してくださいね。
[quads id=5]
[quads id=6]
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] →時候の挨拶で12月中旬に使いたい言葉は?冬休みの始まりですね! […]
[…] →時候の挨拶で12月中旬に使いたい言葉は?冬休みの始まりですね! […]