12月下旬(21日~31日)に、時候の挨拶が必要な手紙を書くこともありますよね。
残してしまったお歳暮のお礼状などのような個人のお付き合いもありますし、新年の準備に関する町内会文書などもあります。
そんな時に使える、12月下旬にふさわしい季節を表す言葉をまとめました!
年末にふさわしい時候の挨拶とはどんな言葉なのか、例文付きで紹介していきます。
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12月下旬の時候の挨拶のポイントは?
12月下旬というと20日過ぎから使えますが、二十四節気のひとつである「冬至」(12月22日ごろ)も目安になります。
22日以降は
「冬至」「年末」「歳末」「歳晩」「忙月」
といった、年の終わりを連想させる言葉が下旬にはふさわしいですね。
その他にも
「短日」「年の瀬」「暮れ」
などの言葉も、12月下旬に使いやすい言葉です。
お歳暮の添え状やお礼状に使いやすい時候の挨拶の例文は?
◯書き出しの例文
荒巻鮭や数の子など、正月の食材をお歳暮に考えている場合は、12月下旬に合わせて送り状や添え状を作りますよね。
「年の瀬がいよいよ押し迫ってきましたが、お元気でお過ごしでしょうか」
「冬至を過ぎ日の入りの早さに年末を実感する頃となりました。お風邪などひいていないでしょうか」
「クリスマスも過ぎ、いよいよ今年も残りわずかとなりましたね。いかがお過ごしでしょうか」
先に紹介した季節の言葉以外にも「クリスマス」「福袋」「年末ジャンボ」なども使えます。
生活の中で実感する12月下旬のイベントや、旬の食べ物などを探してみると、12月下旬の季節を表現できますね。
個人宛の手紙では、季節の言葉を使った文章を作ると、本文の文体とのバランスも取りやすいです。
◯結びの例文
個人宛の手紙に使う場合は「季節の言葉」に「体調を気遣う言葉」をつけることが多いです。
「師走も残すところ数日、お体に気をつけてよい新年を迎えられますようお祈りいたします」
「寒さが厳しい年越しとなりそうですが、お体ご自愛ください」
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文書などに使える時候の挨拶の例文は?
自治会や保護者会、個人の同好会などなど、文書を作る機会は人それぞれありますね。
文書の書き出しの時候の挨拶として便利なのが「季節の漢字2文字」+「~の候」「~のみぎり」の形です。
最初に紹介した季節の言葉を使うと簡単に作ることができます。
◯書き出しの例文
「冬至の候、○○自治会の皆様におかれましてはますますご壮健のこととお慶び申し上げます」
「歳晩のみぎり、皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしのことと存じます」
また季節の言葉を使って、もうすこし長めの文章にすると、カジュアルな感じになります。
個人宛でも恩師や仕事でお世話になっている方などかしこまった相手にも使いたい表現なので、相手によって使い分けたいですね。
時候の挨拶は簡単に使える!
文書では比較的定型文を使うことが多いですが、必ずこの言葉!と決まっているわけではありません。
個人宛の手紙のように季節の言葉を使って、話言葉に近いような文章を作ると、あなたらしさが表現しやすくなります。
というのが手紙で伝えたいことなので、そのポイントさえ守れば時候の挨拶は成り立ってしまうのですね。
紹介した言葉以外にも、季節感があるイベントや食べ物、草花なども使えるので相手との会話のきっかけとなるような言葉を探してみるのもいいですね。
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まとめ
12月下旬(21日~31日)は、1年の締めくくりの季節になりますね。
無事に年を越せることは、どんな人にとっても感謝を感じる時ではないでしょうか。
季節を感じることでそんな思いが湧き上がるきっかけになりますし、季節の移り変わりを感じる感性は豊かな人生の証ですから、時候の挨拶は大事にしていきたいですね。
来年もよい年になりますように、お祈り申し上げます^^
12月中旬の時候の挨拶
→時候の挨拶で12月中旬に使いたい言葉は?冬休みの始まりですね!
1月上旬の時候の挨拶
→1月上旬の時候の挨拶で使いたい季節の言葉は!5日と7日でも違う?
季節の移り変わりが慌ただしい時期だからこそ、しっかりと季節を感じながら生活するようにしたいものです。
身体は忙しくても、気持ちと感性は豊かにお過ごしくださいね!
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