なすは料理によって切り方を変えることで、より一層の旨みが出てきます。
細切り、輪切り、乱切り、半月切りなど、その料理によって切り方を使い分けたいですね。
切り方を変えるだけで、味や食感がぜんぜん違ってくるんですよ!
また、味噌汁になすの紫色がうつらないための、簡単なコツも紹介しています。
日本料理になすはいろいろな形で登場しますので、料理と好みによって上手に切り方を工夫していきましょう。
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なすの切り方を工夫すべき理由
料理によってなぜ切り方を変えるのか、その理由は明快です。
・味がすっかりしみこんだほうがおいしいのか
・表面が主にしみこんでいたほうがおいしいのか
この目的によって、なすを切り分けることになります。
たとえば、細切りや薄切りにすると、味は染み込みやすくなります。しかし、料理によっては、味が浸透しすぎてしまうこともありますよね。
何の料理を作るのかによって、切り分けることが大切です。
それぞれの料理に合う、なすの切り方
○薄切り
薄切りは、文字通りなすを薄く切って使う方法です。なすを縦に切っていき、半月形に切ります。
向いている料理:てんぷら、焼きなす
○輪切り
輪切りは、なすをそのまま一定間隔で切る方法ですが、この切り方は、幅広い料理に向いています。
向いている料理:バーベキュー、漬物、煮物、カレー
*大きめのなすの輪切りは、少し厚めに切り、味付けをして、オリーブ油で焼くと、ステーキのような感じでも食べられます。
焼いて、あとはソースを添えて食べます。なすを焼いて、その上にドライトマトやチーズをのせて、おしゃれな前菜の完成です。
○乱切り
乱切りとは、なすを斜めに切ったら、少し向きを変えて、また斜めに切リ続けます。味もよくしみていながらも、芯までに達していなく、ちょっと固めでおいしくいただけます。
向いている料理:マーボーなす、炒め物
○半月切り
なすを縦に半分にして、それぞれ半月型に切ります。
向いている料理:炒め物、マーボーなす、味噌汁、肉と一緒に料理、漬物
○細切り
なすを縦に2~4等分に切ります。
向いている料理:冷やしなす、炒め物
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味噌汁に入れる時は好みが分かれる!
夏の味噌汁の具と言えば、なすも人気野菜のひとつですね。味噌汁に入れるためのなすの切り方ですが、これは好みが分かれます。
半月切りにするのもいいのですが、細切りに小さく切るのが好みの人もいます。
細切りのほうは、なすが味噌汁にすっかり浸る感じになり、味もしっかりしみ込んでくれます。
○味噌汁が紫色にならない方法
味噌汁になすの紫色がうつってしまうことがありますが、これを防ぐには、切るタイミングにコツがあります。
1.沸騰したお湯の中にだし汁をいれ、すぐになすを入れる(*なすは、煮る直前に切ること)
2.沸騰している中に入れると、温度が下がってしまうので、少しずつ入れる
3.強火で2分間も煮て、火を止める
切るタイミングと、お湯に入れるタイミングだけなのですが、これで紫色に染まらずに、おいしい味噌汁を味わうことができます。
なすのアク抜きも大事!
最後になすを切る前の、下準備についても紹介しておきましょう。
1.なすを洗ったら、まずヘタを取る
2.ヘタとがくの間を切り落とす
3.料理に合わせた切り方で切る
4.アク抜きをする
アク抜きは、なすを切ったらすぐに、10分くらい水につけておきます。
なすはアクがとても強いので、切った後の切り口かすぐに黒ずんできます。そのまま料理に使うと、色が黒ずんで、味にえぐみが出てきてしまいます。
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まとめ
なすは、他の野菜や肉を組み合わせて、さまざまな料理を楽しむことができます。
炒め物にも煮物にも使えますし、ただ焼くだけでも美味しいですね。
料理によって切り方を工夫することで、異なった味や食感を楽しめる野菜です。
いつも作っているなす料理でも、気分を変えたいときは、切り方にちょっとだけこだわってみるとよいでしょう。
ちょっと切り方を工夫するだけで、なすが苦手な子供でも食べれるようになるかもしれませんよ。
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