初盆に招かれた場合、お供え物はどのようなものを選べばいいのでしょうか?
お菓子、果物、お線香が一般的ですが、その中でも何を選ぶと無難なのか、気になりますよね。
もちろん、故人との関係や地域性もありますので、お友達や親戚に事前に確認するのがベターです。
ここでは、一般的なケースについてご紹介しますので、参考にして下さいね。
[quads id=1]
初盆のお供え物やご仏前を準備しよう!
まず、初盆で訪問する場合は、お供え物、ご仏前、もしくはその両方を用意します。お住まいの地域の慣例に従うのが無難ですから、事前の確認が必要ですよ。
◯お供え物の場合
のし紙は白黒・紅白の結び切りで外のし、表書きは「御供物」で用意します。
・旬の果物、盛りかご
・乾麺や昆布、海苔など日持ちのする食べ物
・お菓子(故人の好んだもの等)
お肉や生ものは、お盆の時期は殺生をしないという考えがあるため、タブーとされています。
お供えしやすいようなお菓子の箱や、果物だと無難です。
お菓子の場合は、お供えした後に分けて持って帰れるように、袋に小分けになっているクッキーやせんべいなどが扱いやすいですね。
お供え物は、3,000円くらいで探せば、ちゃんとした品物が見つかります。
◯ご仏前の場合
故人の親類であれば10,000円~30,000円、それ以外の方であれば5,000円~10,000円が相場です。
双銀・藍銀または黄白の結び切りの不祝儀袋にし、表書きは「御仏前」もしくは「御供物料」で用意します。
[quads id=2]
初盆の訪問前に確認したいこと!
◯ご仏前とお供え物は片方でよい?両方必要?
ご仏前に包む金額や、お供え物の相場などは、一緒に行く人に確認しておきましょう。
ご仏前は、紫色のふくさに入れて行くのが正式ですが、無ければグレーなどの暗い色のハンカチなどでもかまいません。
直接仏壇や祭壇にお供えせず、施主に「御仏前にお供えください。」と差し出すのがマナーです。
◯お供え物はいつ持っていくか
当日持参する形でかまいませんが、10日前後に先方に持参する方がベターとされています。先方がお返しの準備をするのに都合が良いからです。
◯当日の服装について
葬儀のときと同じ喪服が基本ですが、暑い時期ですので、薄手で色は黒やグレーなどの地味な服装でもかまいません。
遠方からになる場合は、地味な服装で行き、先方の空いている部屋で着替えさせてもらうと良いでしょう。
◯盆提灯の用意は必要?
親類が「盆提灯」を用意するのが、一般的な風習でしたが、最近は住宅事情の変化により不要な場合もあります。
欠席する場合
欠席する場合は、先方の引き物の準備の都合上、早めに連絡をしましょう。
ハガキに欠席する理由やお詫びの言葉を一筆添え書くのがマナーです。
ご仏前を送りたい場合は、不祝儀袋を現金書留で送りましょう。
便箋などを同封し挨拶も添え、可能ならば後日改めてお参りすることをお勧めします。
[quads id=3]
まとめ
初盆・新盆は、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆ということで、特に念入りに供養が行われます。
故人のご家族・ご親類も前の年より寂しい気持ちでしょうから、少しでも気持ちよく初盆を迎えられるように、気を遣いたいものですね。
一般的なマナーを理解した上で、その地域の風習に従うのが無難です。やはり地域差が大きいですからね。
初盆に参加する人に、事前に準備するものを確認しておくことも、早めに済ませておきましょうね。
新盆は地域によっていろいろ違う!
ご仏前の表書きの書き方もチェック!
恥をかかずにすむように、一般常識はしっかりと押さえておきましょう。その上で地域性を考慮して、事前に確認することも大切ですよ。
[quads id=5]
[quads id=6]
コメント