中性脂肪が気になる時には、食事制限をしますが、そんな中、卵の食べ方に気を使うこともありますよね。
よく、卵は1日1個まで、とか、たくさん食べると体に良くないなど、聞いたことがありませんか?
本当に、卵を食べると、中性脂肪が高くなってしまうのでしょうか?
また、どうして卵の食べ過ぎは体によくないと言われているのでしょうか。
今回は、中性脂肪と卵の食べ方についてお伝えします。
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卵で中性脂肪は増えるの?増えないの?
内臓脂肪とも言われる中性脂肪ですが、中性脂肪が高いときに控えたい食品は、炭水化物などの糖分や、脂質です。
卵は、炭水化物、脂肪もあまり含まれていませんので、大量に食べない限り、内臓脂肪を増やす要素はほとんどありません。
また、卵には、アミノ酸などの色々な栄養素を含んでいます。
卵を1日に1個食べたとしても70~80キロカロリー程度で、卵が原因で中性脂肪が増えるとは考えにくいです。
では、なぜ、卵を控えたほうがいい、食べ方に注意が必要と言われるようになるのでしょう。
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なぜ、卵の食べ方に注意が必要なのか
◯中性脂肪とコレステロールが深く関係している
卵と聞くと、コレステロールという言葉が浮かびますよね。
中性脂肪とコレステロールは同じ脂質ですが、似ているようで違います。
中性脂肪は体のエネルギーになり、コレステロールは体の細胞や筋肉を作ります。
ここで気を付けなければならないのは、コレステロールが高くなると、中性脂肪が高くなるということです。
中性脂肪を減らすには、まず、コレステロールを下げることが必要になるのです。
すでにコレステロール値が高い人は、体内のコレステロールのバランスを取ることができない場合が多いので、コレステロール値が高い卵は控えるように言われることが多いのです。
◯卵は1日に2分の1個が適量
中性脂肪を減らすためには、ゆで卵なら、一日に2分の1個が適量です。
卵は色々な食品に含まれていて、ハンバーグのつなぎ、マヨネーズ、ケーキなど、気が付かないうちにコレステロールを取っている可能性があるからです。
中性脂肪を減らすために卵の食べ方を考えるときは、卵そのものはもちろん、材料としての卵も考える必要があります。
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健康な人は一日に2.3個食べても大丈夫
中性脂肪を減らす必要がある人は、卵は一日に2分の1個が適量ですが、健康な人なら、一日に2.3個食べても問題はありません。
卵には色々な栄養素があり、善玉コレステロールが増えるという研究結果が出ています。
さらに、中性脂肪にも悪影響があると思われがちですが、卵に含まれるオメガ3という物質が中性脂肪を減らす結果が出ています。
だからと言って、卵ばかり食べたり、たくさん食べすぎるのはよくありませんが、昔のように、卵の食べ過ぎはよくない、一日に一個という考え方は、最近では変わってきています。
まとめ
中性脂肪が高いと、コレステロールも高い可能性があります。
中性脂肪を減らすためには、コレステロールのことも考えなくてはならないので、卵は一日に2分の一個が適量になります。
また、コレステロールが高い卵を控えることはもちろんですが、
- 青魚
- 食物繊維
- 野菜
などを食べることも忘れないようにしてくださいね。
○他の食べ物も気をつけよう
食生活が中性脂肪を下げるのに、もっとも近道になります。
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