「毎日使っている羽毛枕を洗濯したい」ということありますよね。
ですが、羽毛枕を自宅で洗濯してもいいものなのか、やはりクリーニングや専門店にお願いするべきなのか悩んでしまいます。
でもご安心下さい。
少し手間をかけてあげれば、羽毛枕を自分で洗濯することができますよ。
そこで、今回は、羽毛枕を自宅で洗濯する方法や注意点などについてご紹介します。
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羽毛枕を自宅で洗濯する方法
羽毛枕の洗濯表示を見てみると、「石油系でクリーニング」という表記が多くみられます。
クリーニング店に出せば簡単ですが、費用、時間もかかりますよね。
自宅で洗濯できると助かるのですが、洗濯して使えなくなっても困ります。
でも、心配しなくても、自宅で洗濯することできるんです。
主な作業の流れは
1)枕カバーを外して洗濯
2)中性洗剤をお湯に混ぜる
3)羽毛枕を洗う
4)すすぐ
5)水気を取り、脱水
6)乾燥させる
になります。
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必要なもの
- 中性洗剤(ウールなどのホームクリーニング用)
- バスタオル
- 湯船
- シャワー(ない場合は、洗面器でお湯をかけて代用)
- 洗濯機の脱水機能
洗濯の方法
1)枕カバーを洗濯
最初に枕カバーを外して、先に羽毛枕と別にして洗濯機で洗います
2)湯船にお湯をためて、中性洗剤を混ぜる
洗濯機で羽毛枕を洗濯しようとしても、大きくて、洗濯槽の中に入らないことが多く、無理に押し込めると型崩れの原因になります。
そこで、湯船にお湯をためて、中性洗剤を入れて洗います。
お湯を使うと、枕の中のダニを殺す効果が期待できます。
ぬるま湯では殺菌効果も少ないので、60度のお湯を使うようにしてください。
3)羽毛枕を洗う
羽毛枕を湯船に沈めます。
手で押し洗いをしようとしても、羽毛枕にはかなりの空気が含まれているため上手くいきません。
足で踏んで洗っていきます。
汚れがかなりでてくるので3回ほどお湯を変えて踏み洗いをしてください。
4)すすぐ
洗い終わったら、すすぎます。
すすぎは、洗剤をしっかり洗い流したいので、ためすすぎではなく、シャワーで流しながら
すすいでいきます。
すすぐ時も、羽毛枕に含まれた洗剤が無くなるまで、何度もお湯をかけ、踏んで洗ってくだ
さい。
目安は3〜4回です。
5)水気を取り、脱水
羽毛枕の水気を取る時は、絞ってはいけません。
少し踏んだ後、バスタオルにくるむようにして軽く水分をとります。
これだけでは、まだ、たっぷり水を含んでいるので、ネットに入れて、洗濯機で短時間の脱水をします。
洗濯した後なら、ボリュームが減っているので、洗濯機に入ります。
脱水はサイズにもよりますが、2〜3分程度の脱水でかなり水分が減っていました。
6)乾燥させる
羽毛枕はしっかり乾燥させる必要があります。
室内乾燥機、天日干しのどちらでもかまいません。
室内乾燥機を使う場合、1〜2時間では完全に乾燥できていません。
様子を見ながら、乾燥した状態の重さになるまで乾燥させます。
天日干しなら、2日は必要です。
天気を確認して、晴れが続く日に洗濯を行います。
また、乾燥するときは、中の羽毛が偏りすぎないように、調節してからにしてください。
しっかり乾燥させると、汗やよだれの汚れ、臭いも取れたふかふかの羽毛枕の完成です。
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日ごろのメンテナンスも大切
洗濯をした後は、メンテナンスをすることも、羽毛枕の状態を維持するために必要です。
◯起きたら湿気をとる
寝ている間は汗をかいているため、かなり枕も湿気を含んでいます。
湿気は羽毛枕の寿命を短くしてしまいます。
使った後は、ほこりをはたいて、風通しのよいところでおきましょう。
長時間、直射日光に当ててしまうと、枕が傷みやすくなるので、30分〜1時間程度にしておきます。
毎日、湿気を取り除くことで、羽毛枕の寿命が長くなり、10〜15年使うことができる可能性も高くなります。
◯枕カバーを頻繁に取り換える
羽毛枕は、頻繁に洗うことできませんが、枕カバーなら頻繁に洗うことができます。
枕カバーは目に見えなくても、皮脂、汗、よだれなどの汚れがついています。
雑菌の繁殖や臭いの原因になるので、肌荒れやニキビの原因になることもあります。
できれば洗い替えを用意して、毎日取り換えたいですね。
こんなことにも注意して
◯羽毛枕に穴が開いていないか注意
羽毛枕をずっと使っていると、縫っている箇所がほつれてきたり、生地が傷んでいるケースもあります。
穴が開いていると、洗濯するうちに羽毛が出てきて、ぺちゃんこの枕になってしまいます。
洗濯する前に、羽毛枕の状態をチェックしておきましょう。
◯洗濯のし過ぎは良くない
いつも清潔な枕を使いたい気持ちはわかりますが、あまりにも頻繁に洗濯をすると、枕の寿命を縮める原因になります。
羽毛枕の洗濯は、1年に1回、多くても2回までにとどめておきましょう。
◯コインランドリーはダメ
少し大きい枕を、洗濯から乾燥までいっきにしたいからといって、コインランドリーを使うのはおすすめできません。
羽の骨部分が生地を突き破ってしまい、洗濯機が故障してしまう危険性があります。
修理や、弁償の費用が発生する可能性があるので、気を付けてくださいね。
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まとめ
羽毛枕は、少し手間をかけてあげれば自宅で洗濯することができます。
しっかりすすいで、軽く脱水し、十分に乾燥させることがポイントです。
また、日ごろのメンテナンスで羽毛枕の寿命を延ばし、汚れや臭いを予防することも大切です。
年1回の選択と日ごろのメンテナンスで、毎日気持ちのよい羽毛枕を使いたいですね。
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