土踏まずの痛みってなんだか地味な悩みと思うかもしれませんが、あまり甘くみることはできない症状ですよ。
様々な原因があって体が発しているサインですから、そのまま放っておくのは得策ではありません。
体からの警告には、正しく耳を傾けることが健康維持の基本ですからね。
それに少し注意するだけで改善することもできますので、ぜひ、チェックしてみてください。
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土踏まずの痛みの原因とは?
土踏まずの痛みは、足底の土踏まずの部分の筋肉が弱まるために生じるとされています。
現代人の場合、運動不足が原因となっていることも多いようです。
この痛みを放っておくと想定外の重大なトラブルにつながるケースがありますので、まずは症状を確認する必要があります。
足底筋膜炎の症状をチェック
土踏まずの痛みが気になるのであれば、足底筋膜炎の疑いがあります。痛みの症状が、下記に当てはまるかをチェックしましょう。
・朝ベッドから起きて一歩を踏み出す時、痛みがある
・長く座って、立ち上がった時に痛みがある
・立ちっぱなしでいると、足裏が痛くなる
・歩いている時、足が地面につくと痛い
いくつ心当たりがありましたか?もし2、3個当てはまるのであれば、下記のように手を使って痛みがあるかどうかを確認しましょう。
・親指の付け根、土踏まず、そしてかかとの部分、3箇所を押す
これらのテストをして痛みを感じるようであれば、足底腱膜炎の可能性が高いでしょう。
足底線維腫とは?
土踏まずを触ってみて硬い腫瘍がある場合は、さらも悪化して足底線維腫を発症しています。
その場合は、歩くだけで腫瘍部分に衝撃がありますので、痛みを感じるようになります。
そこまで悪化する前に適切な対処法を実践して、早めに症状を解消したいですね。
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土踏まずの痛みを解消するための対策!
足底腱膜炎の解消法
足底腱膜炎を完治する方法はいろいろとあります。
なかなか改善せずに悩んでいる人も多いですが、自分に合った方法が見つかるとすんなりと完治する病気です。
どれも簡単な方法ですから、1つずつ試してみてくださいね。
自分で治す
普段の習慣を改善するだけでも、軽度の痛みなら治すことができます。
・土踏まずなどの足底に負担になっているスポーツなどを控える
・痛い部分にサポーターをして局所を保護する
・日々の生活にストレッチを取り入れてみる
・インソールを靴の中に敷く
・自分でマッサージを行う
土踏まずに触れる靴に気をつけたり、ストレッチをしてほぐしてあげたりするだけでも緩和されるケースがあります。
土踏まずの痛みが軽いときは、これらの対策を試してみてくださいね。
専門家による治療を受ける
それでも痛みが軽減しなかったり、早く専門家に診てもらいたいときは、お近くの鍼灸院やマッサージ治療を受けるとよいでしょう。
症状が進んで悪化すると、手術が必要な場合もありますので、あまり我慢しないことが大切です。
・手術が必要な場合もある。ただし手術をしても、人によっては痛みが改善しないことも。
・体外衝撃波療法を受ける
・骨盤の歪みの矯正
痛みが特につらい場合は、痛み止めの注射や鎮痛剤を利用することがよいでしょう。そして、その場合は副作用を起こさないために、医者の診断に従うようにしてください。
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注意!!土踏まずの痛みによる様々なトラブル
土踏まずが痛く感じるのは、身体を支えている、いわゆるクッションの役目をしている足の裏のアーチ部分が弱っている人です。
アーチ部分が弱ることで、足底腱膜炎だけでなく、他にも様々なトラブルが生じてきます。
○偏平足
運動不足が原因で足の底の筋肉が弱り、偏平足になる中高年の方もいます。
そもそも土踏まずは歩いたり走ったりする時に、バネのような働きをします。
偏平足になると、足の衝撃を受け止めるバネがなくなるため、疲れやすくなったり、タコや魚の目ができたりします。
○開張足
開帳足とは、足を前から見た時のアーチがなくなってしまう状態です。
中指あたりへの衝撃が強くなるため、タコができたり、外反母趾やハンマートウになる可能性もあります。
○変形性指関節症(外反母趾、内反小指)
土踏まずの痛みは、足の裏の土踏まずの筋肉の衰えによって生じますが、その部分がうまく機能しないことで、親指や小指に力が加わるようになります。
この状態が続くと外反母趾や内反小指になることもありますよ。
変形性指関節症になると、ひどくなると靴を履くことができないほど痛みを生じます。
○ふくらはぎがつる
本来バネの役割をしている土踏まずが正常に機能しないと、そこに大きな衝撃が加わり、背中が縮む傾向が強くなります。
これにより、太ももとふくらはぎも縮む現象が起こってきます。
土踏まずだけの痛みの内に早めに治療しておきたいですね。
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まとめ
人間の体は、どこか一箇所でもうまく機能していないと、そこを基点にトラブルがあらゆる箇所に広がって行きます。
土踏まずも、最初はちょっとした痛みから、そのうち大変不快な痛みに変わり、もっと悪化するとその部分に腫瘍ができます。
また、それだけでなく、その痛みにより、身体のあらゆる部位にも負担を与え、他にも支障が出てきます。
しかし、原因と対策を正しく理解しておけば、軽い症状のうちに治してしまうことができます。
足が痛いと歩くのもおっくうになって運動不足の原因にもなりますし、ぜひ早めに治してくださいね。
習慣で治せる痛み
→寝起き頭痛の治し方は日々の習慣から!頭痛の種類と対策とは?
他にも習慣の改善によって治せる痛みとして、頭痛があります。寝起きの頭痛が続く時は一度生活リズムを見直してみましょう。
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