風が吹くだけでも痛いと言われる「痛風」ですが、高カロリーの食事が大きな原因と知られています。
そのため、痛風の治療には薬での治療と同時に、食事療法がとても大切です。
低カロリーで高たんぱくな食事が必要なため、「肉よりも魚がいい」ということを聞いたことはあると思いますが、それは本当なのでしょうか?
はたして、魚であれば、何でも食べていいのでしょうか?
食事は毎日のことだけにとても気になると思いますので、今回は痛風の食事に魚が良い理由や気を付けたいことなどをお伝えしますね。
毎日の献立の参考にしてください。
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痛風の食事療法で魚が良いとされる理由
痛風の原因はプリン体と尿酸です。
プリン体を接種すると、プリン体が分解され尿酸になり、血液に溶けて体を回ったあと、通常では尿として排出されます。
何かの理由で血中の尿酸の濃度が高くなると、うまく排出されずに関節などにたまり、結晶になり炎症をおこす、これが痛風です。
魚にはプリン体が少ないものが多いので、肉より魚をすすめる理由の一つになっています。
また、痛風は動脈硬化の原因になることがあるので、血液の状態に気を配る必要があります。
魚にはDHA&EPA(オメガ3脂肪案)が含まれているので、その点でもおすすめです。
DHA&EPAの主な働き
- 動脈硬化を予防する
- 血中のコレステロールを下げる
- 血圧を下げる
ですので、痛風の食事として良いところがたくさんあります。
特に、おすすめは白身魚やあじ、いわし、さば、さんま、かつおなどです。
最近では、効率よくDHA&EPAを摂取するために、サプリを飲む人も増えています。
◯イメージも影響している
痛風の食事に魚が良いと広くいわれる理由の一つはイメージもあります。
痛風は高カロリーの食事が原因の一つですが、患者には肥満体形が多く、魚より肉を好む傾向があります。
でも、肉類がすべて悪いわけではなく、ささみなど低カロリーで、部位によってはおすすめできる肉類もあります。
◯控えたほうが良い魚もある
魚が良いと言っても、すべての魚がいいわけではありません。
マグロのトロ、ウニ、うなぎ、あなご、貝類、タコ、エビ、子持ちししゃも、めざしなどはプリン体が多い食品です。
干物の魚もプリン体が高めです。
また、魚ではありませんが、たらこなどの魚卵はプリン体が高いので、痛風患者は摂取を控える必要があります。
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痛風の食事療法のポイント
痛風の食事療法では、プリン体が高いものを食べない、肉よりも魚を食べることに加え、尿を中性化するアルカリ性食品をとることで効果が高まります。
アルカリ性食品の代表は、
- ひじき
- わかめ
- こんぶなどの海藻
- ほうれんそう
- ごぼう
- にんじん
- ほうれん草
などの野菜類です。
また、アルコールはそれ単体で尿酸値を上げるので、制限したほうがいいです。
痛風患者が摂取してもよいとされているプリン体の量は、一日400㎎までとされています。
あれもこれもダメとなるとストレスがたまるので、400㎎を目安に食事を考え、アルカリ性食品と水分をしっかりとる食生活が適しています。
バランスが大切です。
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健康な血液を保つために
血液を健康に保つために必要で、なおかつ現代人に不足しているのがDHA&EPAです。
この成分は、血液をサラサラにするため、あらゆる生活習慣病の改善につながるため、食事で不足している分をサプリで補うと有効です。
余分な脂肪を落とす働きも期待できるので、体重が落とすことで膝への負担を減らすことも期待できます。
リピート率92.3%で評判のさぷりである「きなり」を私も飲んでいます。
こちらの記事で「きなり」について詳しくレビューしているので、参考にして下さい。
関連記事 中性脂肪を減らすには体質改善から!きなりを飲むことにした理由
痛風の食事療法に魚は大いにおすすめですが、中にはお勧めできないものがあること、食事のバランスが大切です。
プリン体が多い食品を見ると、「痛風が贅沢病だ」と言われる理由も納得できます。
でも、最近ではだれでも口にする機会が増え、だれでも痛風になりうると言えそうです。
プリン体はおいしく、やはり高価なものが多く贅沢と言える傾向にあるので、たまに楽しむ程度でいいのかもしれませんね。
中性脂肪を下げる方法
中性脂肪を下げるのも血液をサラサラにするのも、多くの共通点があります。
合わせて参考にしてください。
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コメント
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[…] →痛風の食事療法によくある間違いとは?最終的に魚は良いの?悪いの? […]