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中性脂肪の改善にはナッツ類!食べ方の注意点もある?

健康 この記事は約 4 分で読めます。

中性脂肪を改善するのにナッツ類がいいということを知っていますか?

「脂っこいイメージがあるけど本当?」

と疑いたくなりますよね。

でも、ナッツ類には、中性脂肪を減らしてくれる有効成分が、たくさん含まれているのです。

今回は、中性脂肪に効くナッツ類のお話をしていきたいと思います。

中性脂肪とナッツ類の意外な関係

中性脂肪が気になる人は、ちょっと小腹がすいた時にはチョコレートやクッキーをナッツに変えてみませんか?

なぜなら、ナッツ類は意外なほど血液をサラサラにする成分が豊富なのです。

その成分は以下のものが挙げられます。

  • ナイアシン・・・脂肪や糖分の代謝を促進
  • ビタミンE・・・老化を防止する抗酸化作用や血行を促進
  • カロテン・・・抗酸化作用や悪玉コレステロールの抑制作用
  • オレイン酸・・・悪玉コレステロールを減少させ善玉コレステロールを増加させる作用
  • リノール酸、リノレン酸・・・コレステロールの抑制作用や血圧をコントロールする作用

これらの健康成分は、多くのナッツ類に含まれているのです。

ですので、ナッツ類には血液をサラサラにして、中性脂肪を下げる効果が期待できます。

ナッツ類の中でも特におすすめはコレ!

〇クルミ

クルミはナッツ類の中でもズバ抜けて「オメガ3脂肪酸」が豊富に含まれています。

オメガ3脂肪酸とは、青魚に代表される血液をサラサラにする働きのあるDHA・EPAや、動脈硬化の改善が期待できるαリノレン酸の3つの脂肪酸の総称です。

ビタミン、ミネラル、抗酸化物質を豊富にバランス良く含んでいるうえに、コレステロール値はなんとゼロです。

クルミに含まれるたんぱく質も、消化されやすく良質であるため「植物性の卵」と呼ばれています。

1日に一掴みほど(約28g)のクルミを食べることで、

  • コレステロールの低下
  • 抗炎症作用
  • 中性脂肪の低下

などに効果を発揮します。

心臓病やガン、脳卒中、糖尿病、高血圧、肥満などの予防にもなります。

〇薄皮付きのピーナッツやアーモンド

薄皮付きというのが重要で、ピーナッツやアーモンドの薄皮にはポリフェノールが豊富に含まれています。

レスベラトロールというポリフェノールで、抗酸化力がとても高く、

  • 血管の老化防止
  • 動脈硬化の予防

に役立つと言われています。

適量は、1日にピーナッツは20粒ほど、アーモンドは8~10粒ほどと言われています。

食べ過ぎはカロリーオーバーになるので気をつけましょう。

ナッツ類を食べるときに気をつけたい3つのこと

1)よく噛むこと

ナッツ類は硬くて消化が悪いので、よく噛んで食べるようにしましょう。

よく噛まないと有効成分が働きにくくなるだけでなく、消化器官に負担をかけてしまいます。

2)新鮮なものを選ぶ

ナッツ類は油分が多いので、それが酸化してしまうと老化の原因になる活性酸素が生成されてしまいます。

1日から数日で食べきれるサイズのパックや缶に入ったものを選び、新鮮なものを食べるようにしましょう。

3)塩分に注意する

売られているナッツには、塩分が強いものもあります。

できるだけ、無塩または減塩のものを選ぶようにしましょう。

ナッツの食べ過ぎには注意!

健康診断の検査前日、外食で暴飲暴食をしたあとに、さらに帰宅後にナッツを一袋食べてしまいました。

その結果、中性脂肪の値がかなり高くなってしまい、例年の値とは驚くほど違っていました。

ナッツは中性脂肪を下げる効果があると聞きましたが、やはり適度な量を守って食べないと逆効果になってしまうことが身をもってわかり、反省しました・・・

皆さんも気を付けてくださいね。

まとめ

中性脂肪の改善にはナッツ類がおすすめです。ナッツには血液をサラサラにする成分が豊富に含まれています。

とくに、クルミは必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸が豊富で、ミネラルやビタミンなどをバランスよく含み、植物性の卵とも呼ばれています。

薄皮付きのピーナッツやアーモンドも抗酸化力が高いので、動脈硬化の予防におすすめです。

ただ、ナッツ類を選ぶ際には、油分が酸化していない新鮮なものや、塩分の摂りすぎにならないように無塩タイプや減塩タイプを選ぶとよいでしょう。

ちょっと口がさみしいなという時には、ナッツを食べて中性脂肪対策をするといいですね。

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普段のちょっとした習慣だけで、中性脂肪は下げることが可能ですよ。

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