高齢者になるとあまり喉が渇かないということも増えてきますが、何よりトイレが近くなるという理由から必要な水分補給自体を控えてしまうことがあります。
しかし、汗や排泄で体内の水分は失われてしまいますので適度な水分補給をしないと熱中症はおろか脳梗塞や心筋梗塞などの病気も併発してしまう恐れも…。
そんな事態にならないためにも高齢者がこまめに水分補給をしたり、熱中症予防にもなる食べ物を上手に食事に摂り入れることが必要となります。
日々の暮らしや生活習慣にそれらを組み込むことで、それが当たり前になりますよ。そうなればとっても楽なので是非コツなどを参考にしてくださいね。
[quads id=1]
自然に促そう、高齢者の熱中症を防ぐための水分補給のコツ
1:食事の度にコップ一杯のお水かお茶を必ず飲む。1日の内に1回は食事の時に味噌汁かスープなどの汁物をつける。
コップ一杯、お椀一杯が大体約200mlですので、食事の時には必ず800ml摂れる計算になります。汁物がすきな高齢者であれば食事の度につけても◎
積極的に水分を摂りましょう。
2:7時、10時、15時、19時など食事以外の時間にも水分補給をするルールを作る。
食事以外の水分補給を忘れないために、時間を決めて水分補給をするようにしましょう。
3:外出後、入浴後は必ず水分補給をする。
何かをした後には必ず水分補給を摂るという風に最初に決めておきましょう。
食後に薬を飲む習慣のように生活に溶けこむとそれが当たり前になり、飲まないほうが居心地が悪いといった風になると理想です。
水分を摂るのが苦手な高齢者の方にはスポーツドリンクなどを製氷皿に入れて凍らせて、おやつとしてシャーベットのように食べるのもおすすめですよ。
[quads id=2]
この食べ物が熱中症を予防する!
熱中症予防にはミネラルとビタミンをたっぷりと含んだ食べ物を摂ることが大切です。旬の野菜や果物などの食べ物にはミネラルもビタミンも豊富に含まれていますので、意識的に摂り入れてみてくださいね。
ミネラルやビタミンの多い食品
海藻類…海苔、わかめ、ひじき、昆布
野菜類…トマト、キュウリ、ナス、パセリ、ほうれん草、さといも、モロヘイヤ、にんにくなど
果物…バナナ、キウイ、スイカ、メロン、桃、オレンジ、グレープフルーツなど
豆類…大豆、あずきなど
きのこ類…しめじ、えのき、しいたけ、まいたけなど
ヘルシーで美味しい熱中症予防おすすめレシピ☆3選
熱中症予防と言ってもやっぱり美味しいものが食べたいですよね。ビタミンとミネラルがたっぷりと含まれた食べ物をヘルシーに美味しく料理できる簡単レシピを3つご紹介します。
カリウムたっぷりのそら豆とビタミンB1が豊富のグリーンピースが入ると彩り鮮やかに!
優しい味のスープにとうがん、豚肉、生姜が揃うと熱中症予防に効果的です!
熱中症予防だけではなく、夏バテ対策にもなる夏野菜が沢山摂れます。
[quads id=3]
まとめ
高齢者の熱中症対策には適度な水分補給が一番です。しかし、喉が渇かない、トイレが近くなるなどの理由から水分補給を敢えてしない方が多いのが現状です。
そんな時は食事の度に水分補給を促したり、水分補給とは言わずにスープや味噌汁といった汁物をメニューに摂り入れてみましょう。
高齢者は年寄り扱いされるのが嫌いですし、熱中症になるからとしつこく言うと意固地になって水分を摂らなくなる可能性もありますので、あくまで自然に水分補給を促してみてくださいね。
また、夏の野菜や果物にはミネラルとビタミンが豊富に含まれている食べ物が多く、料理にすると彩りも綺麗です。
暑い時期は食欲も落ちますので冷製ポタージュや冷製パスタなどで趣向を変えてみるのもおすすめですよ。
そして、高齢者の熱中症対策として水分補給や食べ物を気にする以外にも、節約のためにエアコンを我慢するなどの高齢者も多いので生活環境を整えてあげることも大切です。
他にも通気性の良い洋服を着る、汗をかいたら着替えるなど、些細な事ですが、高齢者の熱中症を防ぐためには大切なことを注意してあげてくださいね。
運動会の熱中症対策
子供の熱中症対策
お年寄りだけじゃなく子供も熱中症になることがあります。危険な症状もありますので正しい対策を知っておきたいですね。
[quads id=5]
[quads id=6]
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] →熱中症の高齢者に大切な水分補給のコツ! […]
[…] →熱中症の高齢者に伝えたい!水分補給のコツや食べ物をチェック! […]
[…] →熱中症の高齢者へ!水分補給のコツや食べ物をチェック! […]