カフェインが多い飲み物のTOP3は、コーヒー、紅茶、緑茶と言われています。
また、身体に良い飲み物として話題になったココアにも少なからずカフェインが入っています。
そのため子供や妊娠中のママにとっては、ココアを飲まない方がいいのではないか?と不安に思っている方もいらっしゃるようですね。
そこで今回は、ココアのカフェインについて本当に気にするべきなのか、他の飲み物と比較してみました。
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ココアにカフェインはどのぐらい含まれる?
代表的な飲み物150mlに含まれるカフェイン量を比較してみました。
◯コーヒー…100~150mg
◯紅茶…30~75mg
◯緑茶…40~50mg
◯コーラ…10~20mg
ココアのカフェイン量が幅が広すぎますが、これは純度の高いココアパウダーほどカフェインの量も多くなります。
ただし、市販のココアに含まれているカフェインは、量を調整した調整ココアですから、5~10ml程度しか含まれていないそうです。
そのため、このカフェインの量は、子供が飲んでも問題はないと、様々な公式サイトで発表されています。
◯森永の公式サイト
Q:.ココアにはカフェインは含まれていますか
A.:ココアにもわずかにカフェインが入っています。ココアに含まれるカフェインはお茶やコーヒーに含まれる量よりはるかに少ないのであまり気にせず、お飲みください。
出典:森永製菓
◯バンホーテンの公式サイト
Q:2歳の子供が飲んでも大丈夫ですか?
A:カフェインは微量しか含まれていませんので、刺激はそれほどないかと思いますが、夜中に飲ませたり、たくさん飲ませるのは控えた方がいいと思います。また、食物繊維(消化促進に役立つ)が多く含まれていますので、たくさん飲ませると、おなかがゆるくなることもあるかもしれません。いずれにしても、牛乳を多めにして作るといいかと思います。
出典:バンホーテン
◯明治の公式サイト
Q:カフェインを制限していますが、ココアにはカフェインがどのくらい含まれていますか?
A:コーヒーやお茶に比べ、ココアはカフェイン含有量が少なく、明治ミルクココアのカフェイン量は、レギュラーコーヒーの約1/16、煎茶の約1/5です。
出典:明治
Q:ココアを赤ちゃんに飲ませても良いですか?
A:離乳期以降、薄めに作ったものを、少しずつ様子を見ながら与えてください。
出典:明治
このようにココアには少なからずカフェインが含まれてはいますが、1日に尋常ではない量を飲まない限り、特別、問題視する必要はないようです。
ただ、どんなものでも同じですが、飲み過ぎてもいいということはありませんので、その点は注意が必要です。
そもそもカフェインを摂り過ぎる前に、糖分の摂り過ぎになりかねませんからね!
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子供のカフェイン中毒とは?
子供にとってカフェインを摂り過ぎると、カフェイン中毒という症状が見られるため、注意が必要とされています。
ちなみに、大量のカフェインを短時間の間に摂ってしまうと、このような症状が見られることがあります。
・お腹に不快感を感じる
・排尿時に痛みを感じる
・心拍数の増加
・呼吸過多
なお、コーラやガムにもカフェインが含まれているので、知らず知らずに内に短時間に大量のカフェインを取り過ぎていたというケースもあります。
市販のココアよりは、コーラや緑茶の方がよっぽどカフェインが多く含まれていますからね。
子供のカフェインの摂取量の目安
カナダ政府によると、カフェインの一日の摂取量の限度は以下の通りです。
・7歳~9歳 62.5mg
・10歳~12歳 85mg
体が小さいほど、一日の摂取量の限度も少ないということは覚えておきましょう。
ただ、ココアのカフェイン量は150mlあたり、10~50mgでしたね。
ということは、極端な飲み方をしない限り、ココアを飲んでも健康に問題ないことが分かると思います。
ココアは何歳から飲める?
カフェインが含まれているココアですが、フォローアップミルクを開始する9ヶ月頃からの赤ちゃんから飲むことができます。
その場合は、純ココアをティースプーン1杯程度を混ぜたものから始めてみましょう。
また、1歳を過ぎたら少し薄めのココアをおやつの時に飲ませてもOK。
実は、ココアは食物繊維を多く含んでいるので便秘予防になります。
しかし、ココアを摂り過ぎると逆にお腹がゆるくなってしまうこともありますので、飲み過ぎには注意が必要です。
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妊娠中のプレママや授乳中のママへの影響は?
カフェインは、胎盤や母乳を通して栄養や他の成分と同じようにダイレクトに赤ちゃんに届きます。また、その影響は、赤ちゃんの発育障害や早産につながることも分かっています。
しかし、ココアは、食物繊維の他に鉄分を多く含むという意味では、妊娠中のプレママや授乳中のママにおすすめの飲み物でもあります。
ちなみに、カフェインは少しでもダメなのかというとそういう訳ではありません。
許容量の目安
WHOでは1日に300mg
イギリスの英国食品基準庁では200mg
ただ、100mg以上摂ると、胎児の発育遅延や早産のリスクが少しずつ上がっていくことが報告されています。ですから、目安としては、厳し目に考えておくとよいでしょう。
インスタントコーヒー 1~2杯程度
市販のココア 8~10杯程度
煎茶 2~3杯程度
紅茶 2~3杯程度
なお、これらを飲むのを我慢しすぎて、ストレスになるのであれば、そのストレスの方が赤ちゃんに悪影響になりますよ。
ちなみに覚えておきたいのが、風邪を引いてバファリンやイブを飲む時です。
2錠の中にドリップコーヒー1杯程度のカフェインが含まれているので、注意が必要です。
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まとめ
子供や妊娠中のママでもココアは安心して飲むことが出来ることが分かったと思います。
特に市販のココアのカフェイン量は、そこまで神経質に気にしなくても大丈夫なんですね。
しかし、それも適切な量の場合に限りますので、ココアの飲み過ぎには注意しておきましょう。
また、ココア以外にもおすすめなのがココアを含んだ麦芽飲料のミロです。
ミロは子供の飲み物というイメージがありますが、ミネラルやビタミンをたくさん含んでいるため、大人にも嬉しい栄養素がつまってます。
ミロも1歳前後の子供から飲むことができますし、ココアよりカフェインの量も控えめなので、おやつにも最適です。
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子供を元気に育てるためには、何を食べるかがとっても大切ですよね。元気で丈夫な体に育つために、最低限の知識は身につけておきたいですね。
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