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ダニ刺され跡の正しい治療3ポイント!跡を残さないコツは?

健康 この記事は約 6 分で読めます。

夏になるとダニが活発になり、時期的に家族がダニに刺される被害に合うこともありますよね。

そんな時は正しい治療を行うことで、痒みから早く解放されたり、を残さずに治すことができます。

特に、歳を重ねるごとに治りにくくなるダニ刺されの跡ですが、ちょっとした工夫で跡を残さないようにもできます。

今回は、ダニ刺されに有効な治療法と、跡に残さない工夫、そして、跡になってしまった時になるべく早く消す方法をご紹介しますね。

ダニ刺され跡の治療法!3大ポイントとは?

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ダニに刺されると、1番辛く、そして、悩まされるのが、その強い痒みが長い間続くことです。

大人でも痒みはなかなか我慢できないのに、子供は特に我慢が出来ずに掻きむしってしまいますよね。

ひどい場合は、炎症を起こし化膿してしまうこともあります。

ダニに刺された時の治療法としては、この3ポイントを覚えておきましょう。

1)すぐに薬を塗る
2)掻かない対策をする
3)冷やす

とにかくまずかゆみを抑えて掻かないようにすることがポイントです。

この3ポイントの具体的な方法について、解説していきますね。

1)痒みを抑えるために薬を塗る

○ステロイドが有効!

ダニ刺されにはステロイドを塗るのが、一番効果が高いです。

ただ、ステロイドは使い方を間違えると副作用もありますので、皮膚科医に相談してから使用するのが安心です。

小さな子供の場合は、特に医者に診てもらうと安心ですね。

また、大人も跡を残したくない場合は、皮膚科で薬を処方してもらうと、やはり効果が高いです。

 

○市販薬の場合はダニ用の薬を塗る!

ダニ刺されで皮膚科に行くのは面倒だったり、すぐには病院に行けない時は市販薬を使って痒みを抑えましょう!

痒みを抑えることで、引っ掻くことがなくなりますので、早い治療が可能になります。

市販薬だと、ムヒアルファEXウナコーワαなどが有名ですが、薬剤師や登録販売者に相談してから購入してくださいね。

用途にダニ用と書いてあるものを選ぶことが大事です。

蚊による虫刺されにももちろん使えるので、キャンプや旅行などに持って行くと便利ですよ。

 

○ステロイドの使用上の注意

薬剤師に相談してから購入した方がよいですが、ステロイドの使用上の注意については、理解しておくようにしましょう。

・化膿していた場合は使用しないこと

・長期間は使用しないこと

・使用上の注意は必ず読むこと

この場合の長期間とは、大人で2週間以内、子供で1~2週間以内が目安とされています。

ただ、個人差がありますので、塗った箇所の様子を見ることが大事ですよ。

2)掻かない対策も大事!

子どもは薬を塗っても、少しでも痒いと気になって掻いてしまうことが多いですよね。

そんな時は、かゆみ止めパッチといって、患部に張るタイプの市販薬が便利です。

子供は新陳代謝も活発なので跡がいつまでも残ることはないですが、パッチで覆うと皮膚を傷つけることがないので有効です。

 

○跡が残りにくくなる!

掻きむしらなければ、治療が早くなるだけでなく、跡が残りにくくなるというメリットもあります。

大人用のパッチもあるので、寝ている時に無意識に掻いてしまう時に使うと有効ですよ。

3)薬がない時は清潔にして冷やす!

出先などで市販薬もない時は、清潔にして冷やすと痒みが治まります。

かゆみが気にならなくなったら冷やすのをやめ、痒くなったら冷やすのを繰り返して、しのぎましょう。

ただ、痒みの成分は皮膚に残ったままですから、できるだけ早く薬を塗るようにしたいですね。

 

○逆に温める治療方法も?

熱を持って赤く腫れてしまう前であれば、患部を40度~60度のお湯などで温めるのも有効です。

お湯の入ったコップや蒸しタオル、熱湯で温めたスプーンを当てるなんて人もいるみたいですよ。

これは痒みの元となるタンパク質を熱で別のものに変性させて、痒みを抑える効果が期待できる治療方法です。

ダニ刺され跡が残ってしまった時の対策は?

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掻かないように気をつけていても残念ながら跡が残ってしまうこともあります。

若いうちは気づけば消えていたものが、年を重ねるごとに「あれ、まだ残っている・・・」となりますよね。

露出が増える夏は気になってしまいますよね。

跡が残ってしまった時の対策は3つあります。

・皮膚科医にて診察を受け、治療を依頼
・自力で肌の新陳代謝を上げる
・肌の保湿ケアをする

時間とお金に余裕があれば皮膚科医に相談をし、レーザー治療などでほとんどの跡が消えます。

ただ、なかなか踏み切れないですよね。皮膚科に相談は最終手段に取っておいて、まずは自力で何とかできるか試してみましょう。

跡が残ってしまった場合はシミ対策と同様に皮膚の新陳代謝を高めて時間をかけて消していくしかありません。

○新陳代謝を高める方法

肌の新陳代謝を高めるには2つの方法があります。

・ビタミンCを摂る

ビタミンCは肌の新陳代謝を高めてくれるので、市販のサプリメントや食事でも、ビタミンCを意識して摂ることが効果的です。

夏の時期は、紫外線も気になりますので、普段から意識してビタミンCを摂るとよいですね。

 

・肌に直接クリームを塗る

虫刺され跡が気になる場合は、バイオイルが有名です。他にもアットノンなどがCMもされていて薬局で手に入りやすいです。

一般的なシミ対策と同じように美白美容液をつけるのも効果的です。

虫刺され跡は、できた直後ならシミよりは沈着が薄いので、サボらず続ければ早くて1か月くらいで薄くなってきます。

長く放っておくと、肌が色素沈着を記憶してシミになるので、すぐに対策を始めて気長に続けることが大切です。

○肌の保湿も忘れずに!

跡が残ってしまったところは、他の部分に比べて皮膚が乾燥してしまっている状態です。

シミ対策のクリームを塗った後は、その周りをワセリンや普通の保湿クリームを使って、乾燥しないようにしておくと治りが速まります。

○急いで跡を消したいときは?

残念ながら跡になってしまうとどんな薬を使ってもすぐには消えません。

それでも目立つ所についてしまった時や、どうしても急いで消したい時ってありますよね。

そんな時はコンシーラーを使って隠しましょう。

肌より少し濃いめのコンシーラーを跡に塗って指で周りをぼかせば目立たなくなります。

まとめ

自宅にいてダニに刺されるという事はだいぶ減ってきているでしょうが、夏の旅先では避けられないこともありますよね。

旅行に行く時は、ダニ用の虫刺され薬を荷物の中に入れておくと、家族みんなのためにも役に立ちそうです。

ちなみに室内で刺されるダニは、ほとんどの場合大きな病気になることはありませんが、最近は殺人マダニが全国で被害を出しています。

山や草むらに行ってマダニに刺された場合は、すぐに皮膚科に行きましょうね。

普通のダニに刺された時も、早く治すには皮膚科で見てもらうのが間違いありません。

市販薬を使う場合でも、正しい治療法を守って、1日も早く痒みを取り除いてくださいね。

ダニ対策はなぜ布団から?

ダニでかゆい時には布団をチェック!顔にもいるの?

ダニに刺されたかも!と思った時は、まず布団の確認です。他にもダニが生息しやすい場所をチェックしていきましょう。

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