卵と言えば、毎日の料理に欠かせない食材のひとつですよね。
卵焼き、目玉焼き、ゆで卵、スクランブルエッグ、オムレツ、親子丼などなど・・・卵で色々な料理が楽しめます。
ところで、卵を使うたびに、生ごみとして残る卵の殻、どうしていますか?
卵を使う頻度が高ければ高いほど、そのまま捨ててしまうのは何だかもったいない気がします。
もし何かに再利用できるのであれば、今すぐ活用したくなりますよね。
今回は、卵の殻の活用法について紹介していきます。さっそく今日から参考にしてみてください。
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卵の殻の活用法〜掃除〜
これから紹介する卵の殻の活用法は、どれも難しくないものばかりです。
これらの活用法を知ったら、殻を簡単には捨てられなくなりますよ。
○頑固な汚れに研磨剤として
卵の殻が研磨剤としてキッチンで大活躍します。
卵の殻を細かく砕いて、コンロや鍋の頑固な汚れに付けてスポンジで擦ってみてください。
汚れが綺麗に落ちます。
○水筒など手が届きにくい所の汚れ落としに
卵の殻は、水筒や花瓶など、手が届きにくく洗いにくい所の汚れを綺麗に落としてくれます。
適量の水と細かくした卵の殻を洗いたい物に入れて、よく振ります。
手が届かない洗いにくい場所の汚れをきれいに落とすことができます。
○コーヒーやぬか床に
コーヒーの苦味を抑えたいと思ったら、卵の殻をコーヒーのフィルターに入れると苦味が抑えられます。
コーヒーをいれた後には、そのままガーデニングの堆肥として活用することができます。
また、ぬか床にもおすすめです。
ぬか床に卵の殻を入れることでまろやかな味になります。
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卵の殻が肌の美容アイテムに!
卵には、黄身や白身だけでなく、殻にもたくさんの栄養が含まれています。
その栄養を無駄にしないために、美容アイテムとして活用する方法を紹介します。
○卵の殻を使った美容液
卵の殻を砕いてリンゴ酢に入れます。
二日間ほどそのまま置いておけば、美容液の出来上がりです。
卵の殻には、肌の生まれ変わりを促進させる効果があります。
肌荒れの改善にもおすすめです。
○殻の内側の膜を使ったフェイスパック
卵の殻の内側の膜には、肌の美容に効くコラーゲンやグルコサミン、ヒアルロン酸などの成分が詰まっています。
殻の内側の膜は、殻を水に浸けた状態で剥がすと上手に剥がすことができます。
膜を乾燥させないために、深さのある容器に水を入れて、その中に膜を浸けておきましょう。
使いたい時に水から出してフェイスマスクとして顔にのせれば、ビタッと肌に密着します。
卵の殻をガーデニングに活用
卵の殻は、家の中だけでなく外でも活用することができます。
とくにガーデニングを楽しんでいる人には必見の情報です。
○肥料
ベランダでガーデニングを楽しんでいる人や、家に庭がある人は、卵の殻を細かく砕いて土にまきましょう。
卵の殻が分解され、土壌の栄養になるカルシウムなどのミネラルをつくりだします。
それにより微生物が繁殖して、肥えた土がつくられます。
○害虫駆除
細かくした卵の殻を植物の根元にまくだけで、害虫の駆除に効果を発揮します。
ナメクジやカタツムリを寄せ付けないので、せっかく咲いた花がナメクジに食べられてしまった・・・なんてことにならないように卵の殻を活用しましょう。
ネキリムシという土の中の害虫にも効果があります。
食品業界で注目されはじめた卵の殻
卵の殻のカルシウムが食品業界で注目されはじめています。
胃液で溶けやすく、消化吸収に優れているため、理想的なカルシウムです。
そのカルシウムが、高齢者の骨粗しょう症や子供の骨折率増加の対策に利用できるのではないかと、積極的に取り組んでいる企業もあるそうです。
卵の殻の膜についても、ケガをした力士が傷口に卵の膜を貼ったところ、傷が早く治ったそうで、皮膚への効果も注目されています。
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まとめ
家庭料理で使う頻度の高い卵、生ごみとして出る殻をそのまま捨ててしまうのではなく、再利用して活用する方法を紹介してきました。
キッチンの汚れ落としとして利用したり、美容アイテムとして活用することもできます。
土に混ぜればガーデニングの強い味方として再利用できます。
卵の殻は、捨ててしまえばただの生ゴミですが、再利用すれば様々なシーンで活用することができます。
これならできそうだなと思うものから、挑戦してみてはいかがでしょうか。
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