家の中から快適な温度が逃げて行く場所って知っていますか?部屋を見回してみるとひと際薄い場所がありますよね。そう、窓です。
夏場は冷房をかけても窓から熱が70パーセント近く入ってきますし、冬場は家の中の温かい熱が約50パーセントも窓から外へ流れ出ているのです。
これでは冷暖房の効率も悪いし、なんとかしたいですよね。ここでは自分でできる断熱対策を紹介します。
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窓ガラスの断熱の方法は?
施工業者に依頼する方法と、自分で行う方法があります。断熱の仕組みは「窓にもうひとつの空間をつくる」ことで、直接外気に触れるのを防ぐことで熱の移動を抑制します。
二重窓構造にリフォーム
以前は住宅エコポイントの対象工事でした。残念ながら2015年1月現在この政策は施行されていませんが、2014年年末に再開を検討する方針が報道発表されたので、リフォームを検討するならエコポイント再開を待ちたいところですね。
その他にも断熱フィルムを業者に貼ってもらうという手もありますね。二重窓構造にするより費用も安くできます。
それでも賃貸物件や、リフォームまでは費用的にちょっと・・・という人は自分でできる断熱方法があります。
自分でできる断熱対策-断熱シート(断熱フィルム)
自分で窓に貼る断熱シート(断熱フィルム)もネット通販などで手に入れることができます。
商品にもよりますが、断熱効果25パーセントとうたっているものや、窓の温度が冬場で3.5度上昇といったデータもあるので効果はあります。
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自分でできる断熱対策―断熱スプレー
シートを自分で貼るのは難しい、もっと簡単な方法はないの?という人にはスプレーがお勧めです。
口コミを見る限り効果を実感した人とそうでない人がいるようですが、やらないよりは効果がありますね。
メーカー公表では断熱効果28パーセントというものもあるので、正しく使えば効果があるでしょう。
プチプチで代用
包装梱包材、いわゆるプチプチで代用できます。これは費用をとにかく抑えたいときには嬉しい方法です。
ただ、断熱シートに多く付いている紫外線カットなどの機能はありませんし、見た目はあまりよくないですね・・・
見た目やそのほかの機能を気にしないのであれば、断熱としての効果はあるので対策してみてください。
霧吹きでまんべんなく濡らした状態でペタっと貼るだけなので、とても簡単に対策ができてしまいます。
要注意!断熱シートで窓ガラスが割れる!?
上述の自分でできる対策で注意しなければいけないのは、ワイヤー入りの窓には使えないということです。
賃貸アパートなどに多いワイヤーの網が入った窓に断熱シートを貼ると、窓ガラスにひびが入る例が報告されています。
自宅の窓にワイヤーが入っている場合はワイヤー入りの窓にも対応しているシートを探すようにしましょう。
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まとめ
紹介した断熱を行えば、冷暖房効率が上がり節電にもなりますし、家や窓枠を傷める結露を予防する効果もあります。
なにより断熱によって部屋が以前より快適になればうれしいですね。
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