使用済みの油だけでなく、たまにある大量の賞味期限切れの油まで、油の捨て方に手を焼いている主婦は多いですよね。
私の友達の中には「処理が面倒だから、家では揚げ物はしない」なんて豪語してる人もいます。
でも、今回ご紹介する捨て方はどれも簡単なものばかり。そして、家にあるものを使って簡単に処分できます。
今日にもできるおすすめの油の捨て方を5つと、油をリサイクルする方法を3つ、ご紹介しましょう。
[quads id=1]
油の捨て方は5つ!賞味期限切れもこれでOK!
捨て方は大きく分けて、染み込ませて捨てるか、固めて捨てるかの2つです。まずは、染み込ませる方法から紹介していきます。
1)新聞紙などに染み込ませる
○牛乳パックなどに移して染み込ませる方法
飲み終わった後の牛乳やジュースのパックなどに新聞紙や不要になった紙をつめ、油を入れて染み込ませます。
その後にしっかりとガムテープなどで口を閉じます。
○鍋で染み込ませる方法
週刊誌や月刊誌などをそのまま鍋の中に立てて一晩置くと油を吸い取ってくれます。
もしも、まだ油が残っているようであれば雑誌を逆に立て直してしばらく置きます。
どちらも油を全部吸い取ったら、ビニール袋に入れて捨てます。
2)小麦粉などで固める
まだ、油が熱いうちに油と同量の小麦粉(片栗粉もOK)を入れてよく混ぜます。
そのまま熱が冷めたらゆるく固まるので、あとは新聞紙やビニール袋に入れて捨てるだけです。
環境にやさしいのもオススメポイントですね。
3)凝固剤で固める
市販品の油を固めて捨てることが出来る凝固剤を使い、ビニール袋に入れて捨てます。
◯注意◯
1~3の方法の場合は、2重にしたビニール袋に入れ、口をしっかりと閉めてから早いうちにゴミに出しましょう。
新聞紙に包んでいると、暑い夏に自然発火するケースもあります。
また、流しには捨てないようにしましょう。
水を汚してしまうだけでなく、水道管の水詰まりの原因になってしまいます。
4)地域の自治体に問い合わせてみる
他にもお住まいの地域自治体にて、回収してもらう方法もあります。
例えば、東京都中野区では「ごみゼロ推進窓口」というものが設けられています。
そこでは、家庭から排出される食用油やせっけんなどを集め、それを肥料や飼料にリサイクルするという活動を行っているのです。
数回利用して油の色が変わっているものから、未使用の賞味期限切れのものまで食用油ならなんでも回収してくれる窓口です。
東京都中野区では、使用済みの食用油はしっかりとかすを取り除き、ペットボトルに入れて蓋を閉める。
また、未使用品は開封せずそのまま、指定の回収場所へ出すという方法がとられています。
このようにリサイクルに取り組んでいる自治体もありますので、一度、自治体に問い合わせるか公式HPで確認してみましょう。
5)スーパーや生協に問い合わせてみる
また、近所のスーパーや生協などでも油の回収をしている場合もありますので、問い合わせてみてくださいね。
意外と便利に利用できる場合もありますよ。
[quads id=2]
リサイクルするならコレ、おすすめ2選!
リサイクルするなら、自治体やスーパーだけではありません。実は、自宅で油をリサイクルできる方法もあります!
1)油を石鹸(洗剤)にリサイクル
苛性ソーダを使う方法と手作り石鹸用粉末を使う方法とがあります。
今回は、苛性ソーダを使う方法を動画でご紹介します。
換気は必ず行うこと、そして、マスクとゴム手袋を着用することに注意しましょう。
また、ホームセンターやネットなどで取り扱っている、油に混ぜると石鹸(洗剤)に変わるというリサイクルセットもあります。
「粉末」と「液体」がセットになっていて1つで500g(約540ml程度)の油を混ぜて、一晩おくと石鹸、洗剤になっている、という商品です。
2)アロマキャンドルにリサイクル
石鹸を作るときには、苛性ソーダを使用するので、ちょっと大変と感じる方もいると思います。
そんな時は、アロマキャンドルにしてみてはいかがでしょうか?
石鹸を作るよりも、安全に簡単に作れますよ。
油の使い回しはしてもいいの?
まだ1~2回しか使っていない油なら、明日の料理にも使ってしまおう!と言う方も多いです。
しかし、これは絶対に辞めてくださいね!
理由は、酸化した油を体内に取り込むことになるからです。
脳の60%は油でできていますから、悪い油を体内に入れるのはとても良くないことなのです。
[quads id=3]
まとめ
使用済みの油も賞味期限切れの油もその捨て方は同じです。
ご紹介した6つの捨て方を是非参考にしてみてくださいね。
わが家では、市販の凝固剤を使うこともありますが、大抵は牛乳パックに古新聞を詰め込んで染み込ませて捨てるという方法をとっています。
牛乳パックも古新聞も毎日溜まっていくだけなので、使いやすい家庭は多いと思います。
また、子供と一緒にリサイクルをしてみても楽しいですね。
環境意識を伝えることもできて一石二鳥です。
油の捨て方はちょっとした工夫だけでとても手軽に行えます。家にある古新聞や週刊誌など、使えるものをフル活用してみてみましょう!
おもちゃの処分のポイントとは!
おもちゃを処分する時は、おもちゃに喜んでもらうことを考えたいですね。
バーベキューの炭はラクに片付けよう!
バーベキューの片付けも、ちょっとしたコツを知っておくだけでずいぶんと楽になりますよ。火のおこし方と一緒に確認しておきましょう!
[quads id=5]
[quads id=6]
コメント