5月も中旬になると日中は汗ばむくらいの日があり、新緑がますます輝く頃になります。
ゴールデンウィークに出かけた旅行の土産話など、家族の変化や身近な出来事で伝えたいことがあれば手紙を書いてみるのもいいですね。
また、その頃は母の日がありますので、遠方にいるお母さんに手紙を添えてカーネーションを贈るというのも素敵ですよ。
ここでは5月中旬に使える時候の挨拶を例文付きで紹介しますので、参考にしてみてください。
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5月中旬の時候の挨拶のポイント
時候の挨拶を考える時には気候や風景などを表す言葉がポイントです。
5月中旬(5月11日~20日)は木々が緑の葉っぱを茂らせ、イキイキとした躍動感を感じ始める時期でもあります。
「新緑」「若葉」「青葉」「万緑」などがぴったりあいます。
また、日中は汗ばむ陽気に風が心地よい季節なので「薫風」や「軽暑」などもいいですね。
暑さよりも、春の終わりの暖かさを表したいときには「惜春」「暮春」など、その年や地域によって使い分けたいところです。
目上にかしこまった手紙に使える例文
目上の方や公的な文書などできちんと感を出したい時は「~の候」や「~のみぎり」などを使うといいです。
「青葉の候、保護者会の皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます」
「軽暑の候、皆様におかれましては変わらずご壮健のことと存じます」
季節の言葉の後ろに付けるだけなので、簡単に書くことができます^^
町内会や学校のPTA保護者会など、回覧や文書を作成しなくてはいけなくなったときは、こんな感じでサクッと書くことができますよ。
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身内や友人に宛てる手紙
身内や友人宛ての手紙に「~の候」などのかしこまった表現を使うと、少しよそよそしい印象になってしまいます。
そういう時は少しくだけた言い方にすると本文との釣り合いも取れますよ。
書き出しの例
「庭に植えてある木々も青葉をつけ、5月の陽気を感じていますがお変わりはありませんか?」
「窓を開けると吹き抜ける風も心地よい季節となりましたね。いかがお過ごしでしょうか?」
日常にありふれた光景をこんな感じで簡単に綴ることで一層季節を感じる書き出しとなりますよ。
母の日にちなんで
また、5月中旬にある第2日曜は母の日です。
母の日にちなんだ挨拶も季節感を表せます。
このように、日頃感じている季節をそのまま言葉として表現すれば大丈夫です。
日常の様子を表現して
その他にも、スーパーに並んだ旬の食材や、庭先の花の様子などを使うのも親しい人への手紙にはいいですね。
日頃から季節を感じる感性を大事にして過ごしていきたいですね。
結びの例
結びにも相手の健康を気遣う文章にそっと時候の挨拶を添えてみましょう。
「大好きなそら豆が旬を迎えウキウキしています。旬の美味しいものを食べながら、お互い風邪などひかないようにしたいものですね」
「あっという間に過ぎていく春を惜しみながらも、毎日何を着ようか服を選ぶのに困ることもある今日この頃、体を冷やさないようにご自愛くださいね」
かしこまった手紙などでは
「軽暑の候、末筆ながら皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます」
などと結ぶのもいいですね。
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まとめ
手紙に使う時候の挨拶は生活に置き換えると、近所で会った知り合いに「今日もいい天気ね~」と話しかけるようなものです。
近所での挨拶のように、手紙での時候の挨拶もその時の天候や暖かさを伝えるように心がけるといい挨拶になりますよ。
5月中旬(5月11日~20日)の食べ物や、花、イベントなどを感性で味わいながら生活していれば簡単に時候の挨拶が書けます。
思いつかない時は、紹介した例文を元にすればいいだけです^^
ちなみに、仕事関係の方や目上の方に出す手紙ではそれに見合った言葉遣いが必要ですが、それも「~の候」、「~のみぎり」を使えば丁寧で真摯な手紙となります。
相手が目上の方でも、友人など親しい間柄でも、手紙の中で季節を感じる言葉を織り交ぜていきたいですね。
母の日に伝えたい感謝のことば
1年に1度のチャンスですから、感謝の気持ちを言葉にして伝えたいですね。
5月上旬の時候の挨拶
5月下旬の時候の挨拶
年や地域によって気温が違ったりしますから、前後の時期の言葉も一度確認しておいてくださいね。
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コメント
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