体育の日の3連休から始まる10月中旬(11日~20日)は、気候も過ごしやすく、秋のレジャーを楽しみたい季節ですよね。
そんな10月中旬に使える時候の挨拶には、どのような言葉があるでしょうか。
時候の挨拶を考える時には、身の回りの季節感を思い出してみるとたくさんヒントが見つかりますよ。
今回は、親しい人へ宛てた手紙や、保護者会、町内会の文書に使える季節の言葉を紹介します。
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10月中旬の時候の挨拶のポイントは?
東京オリンピックが開催された10月10日は、元体育の日ですが、この日が10月中旬のスタートとされてきました。
今では、第2月曜に変更されましたが、10月中旬は「スポーツの秋」という言葉が一番似合う季節ですね。
また、「読書の秋」「実りの秋」や「天高く馬肥ゆる秋」「秋の夜長」など、秋を表す言葉はそのまま時候の挨拶として使うことができます。
10月も中旬になると、暑さも和らぎ秋らしくなるので、季節感と言葉がピッタリ合って使いやすいかもしれませんね。
文書などで使いやすい季節の言葉としては、紅葉のキレイな様子を表す「錦秋」「紅葉」が使いやすいです。
その他にも「爽秋」「清秋」「秋涼」「菊花」といった言葉は、10月を通して使うことができます。
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文書などで使いたい時候の挨拶の例文は?
時候の挨拶と言えば、季節を表す漢字2文字に「~の候」「~のみぎり」といった言い回しを、思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
この表現はビジネス文書にも使える言い回しなので、幅広い用途で使うことができます。
・町内会や保護者会の文書
・恩師や目上の方への手紙
などかしこまった文章を書きたいときには、このような定型の形をそのまま使用すれば大丈夫です。
◯書き出しの例文
「錦秋の候、保護者会の皆様はお変わりなくお過ごしでしょうか」
「紅葉のみぎり、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます」
もう少し気楽な感じにしたい場合は、「~の候」といった表現を、話し言葉のようにアレンジするといいですよ。
◯結びの例文
結びにも時候の挨拶をいれることができます。
「清秋の候、なにかとご多忙とは存じますが万障お繰り合わせのうえご参加くださいますようお願い申し上げます」
「菊花の候、皆様どうぞご自愛ください」
時候の言葉に加えて、参加を促す言葉や体調を気遣う言葉をつけると、上手にまとまりますね。
友人への手紙に使える時候の挨拶の例文は?
贈り物やお祝いのやり取りなどは、一年を通して機会がありますが、秋は心地よい気候に遊びの計画などを立てたくなりますよね。
そんな時にも、手紙やメールの文頭に時候の挨拶をつければ、季節感がでて素敵になります。
文書ではふさわしくありませんが、手紙やメールなら「柿」「栗」などの旬の果物や「菊」などの花などを使って挨拶を作るのも、親近感もわくのでおすすめです。
◯書き出しの例文
「スポーツの秋を迎えておりますが、お風邪など引いていないでしょうか」
「天高く馬肥ゆる秋と申しますように実り豊かな時期となりましたね。お元気でお過ごしでしょうか」
◯結びの例文
「秋風が心地よいですが、体調を崩さないようお気を付け下さいね」
「皆様お元気で、秋の味覚を存分にお楽しみくださいね」
結びには、体調を気遣う言葉を少し付け加えると、相手への思いやりを表現できるのでいいですね。
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まとめ
文書の場合は紹介した言葉を使うなど、ある程度形式に則って言葉を選ぶことをお勧めしますが、時候の挨拶の言葉には厳密なルールはありません。
親しい人への手紙では今あなたが感じている気温、過ごしやすさ、季節外れの台風などの天候を使って書くことで、現状が伝わるので難しく考えずに書いてみてください。
10月中旬になると、秋の夜長に文書や手紙をゆっくり書いている人も多いのではないでしょうか。
くれぐれも夜更かししすぎて体調を崩さないようお気を付け下さいね。
紹介した例文が少しでも参考になればいいなと思います。
10月からインフルエンザには注意しよう
→インフルエンザは9月10月でも発症する?原因や予防策について
10月上旬の時候の挨拶
→【時候の挨拶】10月上旬の言葉は?衣替えや運動会の季節ですね!
10月下旬の時候の挨拶
→時候の挨拶で10月下旬に使いたい言葉は?ハロウィンの季節です!
前後の時期の言葉を見てみると、年や地域によってはもっとふさわしい言葉が見つかる場合がありますので、ぜひ合わせて参考にしてくださいね。
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