新しい学年が始まり、小学校の先生が家庭訪問を開始する時期になりました!
子供のクラスの担任の先生が、各家庭15分前後の時間を設けて、家庭を訪問する。
たったそれだけのことですが、「先生と何を話せばいい?」「お茶とお菓子はどうすればいいの?」と話題探しやおもてなしに気を遣いますよね。
そんな時に役立つ、小学校の家庭訪問で聞きたい話題を6つに分けてご紹介します。
そして、お茶やお菓子は準備すべきなのかどうか、スムーズなお迎えの仕方などもたっぷりとご紹介しますね。
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小学校の家庭訪問で聞きたい6つの話題
家庭訪問では、普段の生活では知ることができない、子供の学校生活を知る良いチャンスです。
しかし、先生にも様々なタイプの先生がいます。話上手な先生ばかりではなく、中には口下手な先生や若い先生もいますよね。
そんな時、沈黙に耐え切れず「お茶どうぞ…」と言ってはみたものの、「お気遣いなく…」「そうですか」の応酬で、時間ばかりが無駄に過ぎていく…なんてことにならないように、話題を考えておきましょう。
1)授業中の様子
・先生の話をしっかり聞くことができているか。
・隣、前後のお友達と私語で盛り上がっていないか。
2)休み時間の様子
・教室でお友達と遊んでいるか。
・図書館は利用しているか。
・友達とどんな遊びをしているか。
3)給食の様子
・残してはいないか。
・おかわりはしているか。
・食事中に気になるクセとかはないか。
4)お友達との関係性
・お友達に対して、手を出したり、言葉遣いで気になることはないか。
5)生活態度
・先生に対しての態度や言動など。
・先生やクラスメートに挨拶がしっかりできているか。
・日直やクラスの係など、個人に与えられた役割をしっかりこなせているか。
6)子供の長所・短所
・また、短所はどこか。
小学校と家庭では、環境が違います。なので、子供がその環境に応じた顔を持つことは、珍しくありません。
家では甘えん坊な子がクラスではみんなを引っ張り、リーダーシップを発揮する、また、家ではしっかりしているのに、学校では気後れして友達の影に隠れがちなど、親も知らない子供の一面を知ることもあります。
担任の先生から見た子供の小学校での様子や行動で、気になる点や家庭でサポートできることがあるかどうか、普段の様子と合わせて、その点も訊いておきましょう。
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会話をスムーズに運ばせるための3つのコツ
1)先生を出迎える時は、子供と一緒に!
ベテランの先生でも初めて訪問する家は、少なからず緊張するものだそうです。経験の浅い若い先生では、なおのこと。
先生の緊張をほぐすためにも子供と一緒に玄関で出迎えて、リビングまで先生を子供に案内をさせるのがベストです。
子供に先生を案内させている間に保護者は、お茶とお菓子の準備をするという裏技もオススメです。
2)あらかじめ話す内容をいくつか決めておく
家庭訪問は限られた時間で担任の先生と話ができる絶好のチャンスです。話が脱線したり、会話に行き詰まり、お互い無言で見つめ合うほど気まずいものはありません。
先ほどの項目で紹介した話題を参考にしながら、事前に話す内容を決めておきましょう。
中には、先生から保護者への質問がやってくる場合もありますので、普段の子供の様子や性格など、咄嗟に訊かれても答えられるようにしておきたいですね。
3)「先生を頼りにしています」という感じを出しておく
小学校の先生と言えども人間です。
会話の中で何度か先生を頼りにしています、先生のおかげです感を漂わせておくのは、相手を気持ちよくさせるための会話テクニックの1つです。
例えば、自然な褒め方としては、下記のような言葉はいかがでしょうか。
「先生の指導のお陰で文字を丁寧に書くようになり、嬉しく思っています」
「経験の豊富な先生なので安心して小学校に毎日送り出せています」
あくまでも不自然にならないようにすることが大切です。露骨なモチアゲは避け、適度に先生を「あげて」おきましょう。
お茶とお菓子は出す?出さない?
一般的に公立の小学校は、基本的に保護者から何かを受け取ることは禁止されています。
なので、家庭訪問が行われる前に「お茶、お茶菓子などはご遠慮させていただきます。」などのお便りが配布される小学校が多いようです。
お茶とお菓子を準備する保護者が多い理由
しかし、そんなお便りがあるにも関わらず、多くの保護者の方がお茶やお菓子を用意して先生を迎えています。その理由は、以下の4つです。
・家庭訪問中は慌ただしいけれど、暑い時期なので先生も喉が乾くこともあるはずだから
・お茶とお菓子を出さないと格好がつかないから
・手持ち無沙汰になるから
また、お茶は出しても少量だけグラスに注ぐ、お茶をグラスに注ぐのではなく、帰りに小さめのペットボトルのお茶を渡すなどの工夫もおすすめですよ。
家庭訪問の先生に喜ばれるお菓子
家庭訪問中は、お菓子を食べるよりは少しでも保護者とお話をしたいと思われている先生が圧倒的に多いのが現状です。
そのため、羊羹やケーキなどの生菓子よりは、帰りに持ち帰りができる個包装のお菓子を用意するのがおすすめですよ。
こんなお菓子が喜ばれた!
実は昨年の話ですが、私自身、甘いものが好きなので先生に是非食べていただきたいと思い、個包装になっているイチオシの焼き菓子を用意しました。
家庭訪問中はお茶しか口をつけなかったのですが、帰り際に「是非、食べていただきたいのでどうぞお持ち帰り下さい!」と勧めてみました。
すると、、「実は、私も甘いものに目がなくて…美味しそうだなと思っていたところです。ありがとうございます、遠慮なくいただきます。」と嬉しそうに持ち帰られました^^
あれは、かなり嬉しかったですね。
気遣いが感じられるお菓子や飲み物
女の先生にはクッキーやマドレーヌ、男の先生や年配の先生にはおかきや最中など、年齢や性別に応じて個包装のお菓子を用意するといいでしょう。
また、意外に先生たちに好評なのがリポDなどの栄養剤です。1日に何軒も家庭訪問をこなす先生たちは、少々お疲れ気味かも知れませんね。
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「玄関先で失礼します」の場合
担任の先生により、事前に「玄関先で失礼とさせていただきます。」といった通知が来る場合があります。
その時は、基本、立ち話程度で終わることが多いのですが、座布団や椅子をおけるスペースがあれば用意しておきましょう。
立ち話のつもりが長引いた…というのもよくある話です。
また、玄関先で終わると思って部屋の片付けをしていなかったのに、突然、先生の方から「普段、学習している部屋を見せて欲しい」「よろしければお子さんの本棚を見せて欲しい」と言われるケースもあるようです。
ある程度、部屋の片付けもしておくと突然の事態になった時に慌てずに済みますよ。
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まとめ
子供の時は、自宅に先生がやってくる!と妙にわくわくしていましたが、いざ、自分が親の立場になり、家庭訪問で先生を迎えるとなるとあれやこれや妙に浮足立ってしまいます。
しかし、家庭訪問は、そんなに堅苦しく考えることはありません。
15分も先生と何を喋ればいいの!と思いがちですが、それには事前にいくつか訊きたいことを決めておくと話題に困ることなく、家庭訪問が終わってしまいます。
ご紹介した6つの話題をヒントに、先生に聞きたいことを準備しておきましょう。
また、子供の小学校での様子は、親でもなかなか知ることができません。家庭訪問で担任の先生からリアルな情報がもらえるのは、親にとっても貴重です。
子供のことをもっと知るためにも、先生との円滑なコミュニケーションを心がけましょう。
話題をその場で探すのではなく、事前に用意しておくこと、そして、3つのコツを参考にしながら家庭訪問の日を迎えてくださいね。
小学生のお小遣い
お金を生かすも殺すも考え方次第です。お小遣いの与え方は最初のお金教育になりますよ。
子供の集中力をつける方法
集中力があると学校の成績も上がりやすいですし、才能も伸びていきやすいです。親のサポートが大切ですよ。
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