朝、スッキリと排便が出ない、最近やたらとオナラが出る、など便秘に関する悩みがある場合、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が低下している可能性があります。
腸も活発に運動をしないと便秘だけでなく、健康を損なう恐れもあります。
それに、腸が健康を損なうと免疫力が低下して病気になりやすくなるだけでなく、肌荒れなど美容面でも悪影響が出てきます。
今回は、蠕動運動にまつわる音や痛み、そして活発にするための4つの方法をご紹介します。
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腸の蠕動運動を活発にする4つの方法とは!
蠕動運動ですが活発にさせるための方法は、今日からでも実践できる簡単なものばかり。
「なーんだ、そんなことでいいの?」と言わず、まずは試しに実践してみてくださいね。
1)水分を摂る
まずは、寝起きにコップに一杯の水を飲みましょう。腸の動きを活発化させることができます。
1杯目は冷たい水を飲み、2杯目からは、体を冷やし過ぎないために、常温の水を飲むとよいですね。
2)適度な運動
ウォーキングなどの適度な運動を心がけましょう。息切れがしない程度の軽い運動でも、腸の活発化に役立ちます。
3)朝食を食べる
朝ごはんを食べると、胃と腸が活発に動き始めます。野菜(特に食物繊維)や肉・魚のバランス良い食事を心がけたいですね。
またオリゴ糖が不足している場合は、良質なオリゴ糖を摂るようにしましょう。
4)規則正しい生活リズムが大事
生活リズムを整えるためには、朝起きる時間を決めることが大事なことです。
質のよい睡眠時間を確保するには、寝る前3時間は食べないようにすること、寝る直前にスマホなどの光を見ないようにすることが大切ですよ。
寝る前のアルコールも睡眠を浅くしてしまうので、注意が必要ですね。
普段の生活習慣を変えるだけで、体はグンと元気になるものですよ。これらの4つの習慣を、まずは、1週間継続することからスタートしてみてくださいね!
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そもそも蠕動運動はなぜ大事?
蠕動運動とは、腸が伸びたり縮んだりを繰り返しながら便を肛門へと運ぶ運動のことです。
また、その過程で便に含まれる水分やミネラルなどを吸収し、体内のあちこちに送る役割も果たしています。
ですから、蠕動運動に異常をきたすと便の水分を過剰に吸収したり、必要でない有毒成分を吸収して体内に毒素を運んでしまったり、と健康に影響が出る場合もあります。
腸の動きが鈍る原因とは
そんな蠕動運動ですが、一般的には食事を摂ることで運動が始まります。
ところが、腸は自律神経の影響を大いに受けることも分かっています。ストレスを感じていたり、緊張状態にあると交感神経が優位になり、運動が鈍ってしまいます。
また、ストレスの他にも加齢、不規則な生活を送る、食生活の乱れなどもダイレクトに影響するので注意が必要となります。
蠕動運動が活発になると鳴る音がある
活発に蠕動運動を起こしている時は「ゴロゴロゴロゴロ」「ぎゅるるるる」「ぐぅぅぅぅ」などという音が鳴りますが、これは腸蠕動音、超雑音、グル音などと呼ばれています。
空腹の時にお腹が鳴るのとよく似ているので「もしかして、お腹空いてるの?」なんて周りの人に訊かれて恥ずかしい思いをしたりしますよね。
でも、この音は消化をしていたり、活発に動いているという証拠なので恥ずかしく思う必要はありません!
ああ、今日も腸が元気だなとのんびり構えておきましょう。
しかし、中には何かの病気のサインの場合もあるのでいつもより音が大きい、変わった音がする、お腹が張るなどの異変を感じた時は、お近くの医療機関へ受診することをおすすめします。
ちなみに、逆に蠕動運動が活発になりすぎると、下痢症状を招く恐れもありますので注意が必要です。
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痛みを感じる時は注意!
一般的に蠕動運動には痛みはありません。
しかし、蠕動運動がストレスホルモンの影響を受け、異常反応を起こした場合は蠕動運動が異常に激しく起こり、痛みを生じる場合があります。
この症状は、過敏性腸症候群と呼ばれています。
主な特徴
・急激な下痢、腹痛、便秘
・検査をしても異常が見つかりにくい
・整腸剤を服用しても改善されない
・症状がひどくなるとうつ状態を引き起こす
この過敏性腸症候群は、自律神経の乱れを正常化させることで、症状が改善されることが多いです。
ストレスなどの精神的なダメージが体に出てくる前に、上手に気分転換をしたり、自分の時間を作るようにしましょうね。
腸を元気にするための食べ物とは?
腸を元気にするには、腸内の善玉菌を増やす必要があります。
もしあなたが
- 朝の便の調子がいまいちすぐれない・・・
- お肌の具体がなんだかイマイチ・・・
- 風邪を引きやすい・・・
などが思い当たるようでしたら、腸内環境が悪化しているかもしれません。
腸内には数多くの細菌が住んでいますが、その中でも善玉菌の力はなくてはならないものです。
そして、その善玉菌が好む栄養の代表格こそがオリゴ糖。
オリゴ糖は、効率よく善玉菌を元気にするために、とても便利な食べ物です。
しかし、低品質のオリゴ糖では効果が期待できません。
オリゴ糖を摂るなら、品質の高いオリゴ糖を食べることが大切です。
まとめ
蠕動運動を活発にさせるための4つの方法は、誰にでも簡単にできて、高い効果が期待できるものばかりです。
普段の生活において、
- 食事の時に少し野菜を多めにとってみる
- 睡眠は10分でも早く寝てみる
- 運動は近くの場所の移動手段だけを徒歩にしてみる
など少しずつ改善していくだけでも、全く違ってくると思います。
規則正しい生活を送ることで腸の蠕動運動が活発になりますし、その蠕動運動に影響を与える自律神経のバランスも整いますので一石二鳥ですよね。
家族全員、ストレスも上手に解消しながら、身も心も軽くして、健やかな毎日を送りましょうね。
普段の食べ物で腸を元気に!
腸を元気にするためには、普段の食生活を少し変えるだけでも改善することができます。
腸を元気にすれば、免疫力も高まりますし、美容にも効果がありますので、普段の食卓に並べていきたいですね!
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