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人食いサメの種類とは!被害を避けるにはどうする?

生活 この記事は約 5 分で読めます。

毎年、サメの目撃情報が相次ぎ、海水浴場が閉鎖されるニュースを目にしますよね。

人喰いサメという言葉があるほど、サメは凶暴で危険というイメージですが、本当に危険なヤツなんでしょうか?

今回は危険な人食いサメの種類を紹介します。

日本近海にはどんな危険なサメがいるのかも要チェックですよ!

人食いサメの種類は!?怖~い被害例も

地球で確認されているサメはなんと500種類もいるんです。

サメといえば、人を襲う獰猛なイメージを持っている人が多いでしょうが、実は人を襲うサメは約30種類程度なんです。

でも30種類もサメの名前と見分け方を覚えておくのは一般人にはちょっとハードルが高いですよね。

そこで、日本近海で目撃情報がある危険な人食いサメの種類を紹介しておきます。

日本近海に現れる人食いサメ

  • ホオジロザメ
  • イタチザメ
  • オオメジロザメ
  • シュモクザメ

他にも外洋に生息するヨゴレやアオザメといった危険なサメもいますが、一般人はまず外洋に出ることはないでしょうから置いておきましょう。

1)ホオジロザメ

hoojirozame

特に人食いサメとして有名なのがホオジロザメです。映画「ジョーズ」にでてくるアイツです。

体長は子供だと1.5メートル程度ですが、大きくなると体長4~5メートルになり、アザラシなどの哺乳類を捕食するようになります。

温帯から亜寒帯の海に広く分布しているので、日本もばっちり生息域なんです

南は沖縄、北は何と北海道でも目撃情報があります。要は日本列島丸々生息域です。

ホオジロザメは沿岸域に生息し、さらに昼行性なので、人との遭遇確率が高く被害例が多くなっています。

日本でも過去に漁師や潜水夫が死亡する被害例がありました。

日本ではサーファーの被害例はまだありませんが、ボードでパドリングする姿はアザラシと間違われて襲われる危険が高い、という説もあります。

2)イタチザメ

itachizame

日本では主に沖縄や八丈島などの温かい海に生息しています。

ただ近年の温暖化の影響か、青森県などでも目撃情報がありました。

体長は平均して3メートル前後で、牙が鋭くウミガメの甲羅も砕いてしまう強力さです。

夜間に活動が活発化しますが、好奇心旺盛で攻撃的な性格・さらに何でもかんでも食べてしまうので、人が襲われることもしばしば報告されています。

沖縄地方でのダイビングなどで遭遇した時は注意が必要です。

3)オオメジロザメ

oomejirozame

日本では沖縄周辺の海や河川で目撃されています。

サメなのに河川!?と驚きますが、このサメは淡水域でも生息できることが確認されているんです。

過去に人を襲った記録も多く、気性が荒く狭い場所や浅い場所にも入り込んでくるので襲われる危険性が高い、危険なサメです。

本州では目撃されていませんが、今後の温暖化次第ではイタチザメのように北上してくる可能性もあるかもしれませんね。

4)シュモクザメ

shumokuzame

2015年に日本列島を騒がせた、サメの目撃情報の犯人(犯鮫)です。ハンマーみたいな頭が特徴的です。

群れで生活している特徴があり、実際目撃されたサメも16匹程度の群れでした。

日本列島でも目撃情報が多い種類ですが、先に紹介した3種類よりも凶暴性は低いと言われています。

臆病な性格とされていますが、シュモクザメも肉食性のサメですし、過去には人を襲った事例も報告されているので、海水浴場の閉鎖騒ぎになったんですね。

人食いサメを避けるには!?

究極の回避法は海に行かないことですが、夏はやっぱり家族で海に行きたいですよね。

そこで誰でも出来るサメの危険を回避するための方法を覚えておきましょう。

◯危険区域には入らない

遊泳禁止のエリアはサメの目撃情報があったり、潮の流れが速いなど、何かしらの理由があります。

空いているから、浅瀬で遊ぶだけなら・・・と自己判断は危険です。

◯海水浴場の指示に従う

2015年はサメの目撃情報で海水浴場が閉鎖されることが相次ぎました。

ニュースで見ると、海水浴場より遠いじゃん!なんて感じますが、指示には従っておきましょう。

海水浴場もサメで閉鎖なんて経済的に大打撃なので、防止網などの対策をして再開してくれますので、安全が確保されるまでは大人しく待ちましょう。

◯にごった海に入らない

特にオオメジロザメは濁った海域によくいるようです。

サメ以外にも濁った海では視界が悪く、どんな危険があるかわからないので、近寄らないようにしておきましょう。

◯血/おしっこを流さない

血やおしっこの臭いをサメは敏感に感じ取って寄ってきてしまいます。

ほんの少しの血でもサメは感知するので、海の中で怪我をしたらサメをおびき寄せてしまう前に陸に上がりましょう。

あと要注意なのはおしっこです。

海の家にあるトイレまで遠いし、海でしちゃえ!とついつい思いがちですが、サメをおびき寄せてしまう臭いなです。

親も子供も、こまめにトイレに行っておきましょう。

まとめ

さて、だいぶ海に行くのが怖くなってしまうような情報を並べてしまいました・・・。

しかし、人食いザメに遭遇する確率はというと・・・

宝くじの1等が当たる確率の11倍!

なんていう例えもあるくらいかなり低いです。

でも、いざというときのために、知識をつけておいて損はないですよね。

異常気象の影響か、サメの目撃情報が増えているのも事実ですので、万が一の対策をしつつ、海に遊びにいきましょう。

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