3月中旬になると幼稚園の卒園式、小学校の卒業式を迎えるご家庭が多いですね。
卒園や卒業のお礼状や、先生への感謝の手紙などに使える言葉を主に紹介していきます。
→春の時候の挨拶一覧(書き出し&結びの例文)はこちら
ここでは先生へのお礼の手紙に使える時候の挨拶を、例文付きで紹介します。
引越し祝いなど、この季節の挨拶なら簡単に応用できるので、参考にしてください。
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3月中旬の時候の挨拶のコツ
3月21日の春分の日を境に使う季語なども変わってきます。
春分の日の前までを目安にし、その年の気候などに合わせて時候の挨拶を考えていくのが基本です。
3月中旬になると、寒さよりも暖かさを感じる日が増えてきます。
朝晩は冷え込むものの、日中は日差しの暖かさを感じることも増えますね。
そんな気候を表すように、「解氷」「向春」といった春に向かう言葉や、「早春」「浅春」「初春」などは、春分の日よりも前に使っておきたいですね。
また、先生や目上の方に送る時は、文頭に「拝啓」末尾に「敬具」をつけましょう。
先生たちへのお礼状の例文
幼稚園卒園、お世話になった先生へのお礼状
幼稚園は先生と子どもの距離が近く、第二のお母さんのような感じです。
入園当初は泣いてばかりいた子、やんちゃで脱走癖があり先生を困らせていた子が卒園を迎えたら感動はひとしおですね。
書き出しの例
「早春の候、○○先生におかれましては卒園に際しますますご多忙かと存じます。」
「向春の候、○○幼稚園の皆様方におかれましてはご健勝とのことお喜び申し上げます」
「寒さもようやく衰えはじめ、ついに娘の卒園式となりました。」
結びの例
「日ごとに暖かさを感じられるようになりましたが、くれぐれもお体ご自愛ください」
「初春のみぎり、朝晩の冷え込みに風邪など召されませんようお過ごしください」
「卒園式に新学期の準備にとご多忙かと存じますが、くれぐれもお体を大切にお仕事されてくださいね」
小学校卒業、お世話になった先生へのお礼状
6年もの時を過ごした小学校卒業は我が子の成長をとくに感じますよね。
最終学年を受け持ってくれた先生は卒業生のことをよく覚えているものです。
それだけ気にかけてくれているのですね。
今後年賀状などでやり取りが続くこともある、関わりの深い先生ともいえます。
先に紹介した卒園のお礼を参考になりますが、幼稚園の先生よりも年齢が高い場合もありますので、年長の先生に使えるパターンも紹介しましょう。
少し年長の先生にも使える挨拶
のように書き出し、
と結ぶとよいでしょう。
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お世話になった先生の異動が決まったら
例年公立学校教職員の異動は3月中旬に告示されます。
お世話になった先生が異動・退職となった時は、結びに新任地での活躍を祈る言葉を添えるといいですね。
「年度末の慌ただしい最中、お体を大切に、新任地でのご活躍をお祈り申し上げます。」
「早春の息吹を感じる昨今、新天地でのますますのご活躍をお祈り申し上げます」
時候の挨拶+活躍の祈りという組み合わせですね。
これは、学校の先生だけでなく、新しい環境に変わる方には共通して使うことができます。
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まとめ
先生へ手紙を書くときは気構えしてしまいますが、あまり形式ばかりにこだわらなくて大丈夫です。
お礼の手紙をきっかけに、我が子の成長を先生と分かち合うのもいいものですね。
身の回りの出来事をうまく使うと、友人や親しい間柄向けのオリジナルな言葉で表現するのが簡単にできますよ。
また、時候の挨拶を使う時には、季節を感じることが大切です。
3月中旬でも、地域や年によって、気温や気候は変化しますので、時候の挨拶は前後の時期の言葉にも目を通しておきましょう。
3月上旬の時候の挨拶
ひな祭りのお礼状の例文や、卒業祝いの例文なども、紹介しています。
3月下旬に使いたい言葉
→時候の挨拶に3月下旬に使いたい文例!季節に合わせた言葉とは!
年度末の忙しい時期だからこそ、季節を味わう余裕が大事ですね。
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コメント
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