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【時候の挨拶】7月下旬の言葉とは?暑中見舞いの季節ですね!

生活 この記事は約 6 分で読めます。

7月下旬(7月21日~31日)といえば、学生は嬉しい夏休み突入です。主婦にとっては子供が家にいる長い夏休みの始まりですね。

この時期、夏の暑さを感じながら、子供と暑中見舞いを書こうという方もいるのではないでしょうか。

今回は、暑中見舞いなどに使える時候の挨拶を始め、手紙や文書に使える季節の言葉を紹介します。

子どもが学校の先生に書くときの例文も併せて紹介するので、夏休み最初の課題として一緒に書いてみるのもオススメですよ。

7月下旬に使える季節の言葉は?

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7月下旬は暑さがいよいよ厳しくなる頃ですね。

日本の季節を表す二十四節気の一つ「大暑」が7月23日頃にあります。その名の通り暑さを表す言葉ですね。

その他にも「酷暑」「猛暑」「炎暑」「盛夏」「真夏」などが7月下旬に使える言葉として一般的です。

地域やその年によって「冷夏」なども使えるので、気候に合わせて選んでください。

仕事関係や目上の方に宛てた例文

季節の言葉に「~の候」「~のみぎり」を使うときちんとした手紙にすることができます。この表現は町内会やPTAの文書にも使えるので、簡単に応用ができます。

書き出しの例文

「猛暑の候、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか」

「盛夏の候、○○様にはますますご壮健のこととお慶び申し上げます」

時候の挨拶の後は、決まった形をはめてあげるだけで、フォーマルな書き出しの完成です。

結びの例文

「暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください」

形式を守る場合は、あまり考えなくていいので、簡単に作れますね。

友人や親しい親戚宛てに使える例文

親しい間柄への手紙の場合は、すこしラフな表現にして、親しみをこめたいですよね。そんな時は、ちょっと話し言葉に近づけてみましょう。

書き出しの例文

「連日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」

「いよいよ夏休みが始まりにぎやかな声が響いていますが、お風邪などひいていないでしょうか」

このように、感単にカジュアルな雰囲気をだすことができますね。

結びの例文

「寝苦しい日々が続きそうですが、お体には気をつけてお過ごしください」

少し生活感がある言葉に、相手への気遣いを組み合わせると、親しみがこもった結びになります。

7月下旬は暑中見舞いの時期

7月下旬に書く手紙は、暑中見舞いを兼ねる場合も多いですね。はがきでも封書でもどちらでも暑中見舞いになります。

ここでは、暑中見舞いを送る時期や定型のパターンをご紹介していきます。

暑中見舞いを送る時期は?

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夏休みに入ると学校や幼稚園の先生たちから暑中見舞いが送られてくる家庭が多いのではないでしょうか。

なお、夏休みに送るイメージがありますが、正式には24節気の小暑(7月7日)、梅雨明けから大暑(7月23日ごろ)に送ります。

ただ最近では立秋(8月7日)の前日あたりまでは暑中見舞いとして送ることが多いです。

立秋以降は残暑見舞いとして送ります。

 

早めに出すのがオススメ!

夏休みに入ってうかうかしていると、あっという間に残暑見舞いの時期になってしまうんですよね。

ですから、早めに書いてしまうことをオススメします!

なお、学校では終業式までは毎日顔を合わせるので夏休みに入ってから送ることが多いのですが、学校が関係ない場合は夏休み前でも出すことはできますよ。

暑中見舞いの形式

葉書で送る場合が多いですが、封書で送っても問題ありません。

基本的な形は以下の通りですので、この形に当てはめれば、暑中見舞いの出来上がりです。

1. 季節の挨拶(暑中お見舞い申し上げます)
2. 時候の挨拶
3. 相手の安否を確認
4. 近況報告
5. 結びの挨拶

季節の挨拶はすでに葉書に印刷されている場合も多いですね。

子供が先生に暑中見舞いを書くときの例文

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小学生くらいになると先生への暑中見舞いも自分で書くことができますね。

自力で書けというのは難しいでしょうから、是非、お子さんにアドバイスしながら一緒に暑中見舞いを書いてみましょう。

まず、冒頭は「暑中お見舞い申し上げます」とし、その後に時候の挨拶をつけます。

書き出しの例文

「暑中お見舞い申し上げます。毎日暑いですが先生はお元気ですか」

「暑中お見舞い申し上げます。毎日暑くて大変ですが、先生はお変わりないですか」

これらの書き出しの後に、夏休みに体験したことやこれからの予定を書いていくとスムーズですね。

結びの例文

先生への気遣いや二学期が楽しみであることを伝えるのが、結びの文章の王道ですね。

「先生も元気に過ごしてください」

「先生も風邪を引かないよう気をつけてください」

「二学期もよろしくお願いします」

「二学期にまた会えるのを楽しみにしています」

子供にとって、手紙を書く機会はなかなかありませんよね。

手紙を書くことは、相手への思いやりの心想像力を育ててくれますから、ぜひ折に触れて「一緒に書こうよ」と誘ってあげてくださいね。

そういえば、私も子供のころは学校の先生から暑中見舞いが送られてくるので、先生へのお返しとして毎年書いていたのを思い出しました。

メールの発達で下火になってきていますが、手紙を送るというのも気分が変わっていいものです。

夏休みのお子さんに教えるついでにご自分の分も準備してみてはいかがでしょうか。

まとめ

7月下旬(7月21日~31日)は夏真っ盛りで、過ごしづらい時期ですよね。また、夏バテや熱中症など、健康にも注意が必要な時期です。

そんな時でも季節を味わう感性を言葉にすると、心に余裕が生まれるので不思議ですね。

時候の挨拶を添えるのは、日本の素晴らしい文化ですから、ぜひ、気軽に手紙を書いて頂けたらと思います。

なお、季節の挨拶は紹介した言葉の他にも、その時々の食べ物やイベントなども使うことができます。

自分なりの時候の挨拶というのは案外簡単に作ることができるんです。

たとえば、ちょうど夏の土用にはいる時期なので「うなぎ」なども季節の挨拶に使えそうですね。

難しく考えずに、相手へ伝えたい身の周りの季節を挨拶に取り入れてみてください。

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前後の季節の言葉も確認しておくと、よりピッタリの言葉が見つかる場合もありますので、合わせて参考にしてくださいね!

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