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【春の挨拶例文】手紙の書き出し&結びに使える時候の言葉は?

生活 この記事は約 6 分で読めます。

3月、4月、5月の春の季節は、転勤や進学など手紙を書く機会が多い季節ですね。

二十四節気のような時候の挨拶に使いやすい便利なことがを知っておくと、気持ちのこもった手紙に仕上がります。

あまり手紙を書かない方も楽しみながら書くことができるように、書き出しや結びの例文を紹介していきます。

目上の方への挨拶や、友達に向けて、ぜひあなたらしい手紙を届けてあげてくださいね。

春の挨拶!3月の手紙に使える例文は?

3月は上旬にひな祭りがあり、幼稚園や学校の卒業式を迎えます。

引っ越しもシーズンになりますので、挨拶が増える時期です。

それに、お礼や贈り物のやり取りをする時は、お礼状などを書き添える機会もありますね。

目上や友達に使える、手紙の書き出しや結びの例文を紹介していきます。

◯書き出しの挨拶例文

目上や町内会向け

「解氷のみぎり、穏やかにお過ごしのことと存じます。」

「初春の日差し麗らかなころ、ようやく寒さも緩んでまいりましたがいかがお過ごしでしょうか。」

「陽春の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。」

友人向け

「春になったとはいえ、まだまだ寒さの名残が感じられる日々ですね。」

「心地よい春風が吹く季節となりました。変わらず元気にしていますか」

◯結びに使える挨拶例文

目上や町内会向け

「初春のみぎり、朝晩の冷え込みに風邪など召されませんようくれぐれもお気をつけください」

「年度末の慌ただしい最中、お体を大切にお過ごしください。新任地でのご活躍をお祈り申し上げます。」

「寒暖の差が激しき折、皆様の健康をお祈り申し上げます」

友人向け

「季節の変わり目なので、くれぐれもお体ご自愛ください」

「日ごとに暖かさを感じられるようになりましたが、ご家族皆様風邪などひかれませんようお気を付け下さい」

◯上旬・中旬・下旬の使い分け

時候の挨拶で3月上旬に使える例文!季節を感じる言葉とは?

「春寒」「向春」「解氷」「啓蟄」「早春」「初春」「浅春」などが3月上旬に使いやすい言葉になります。

時候の挨拶で3月中旬に使いたい!卒業で先生へのお礼状も!

「解氷」「向春」「早春」「浅春」「初春」などが3月中旬に使いやすい言葉になります。

時候の挨拶に3月下旬に使いたい文例!引越しの季節ですね!

「春分」「春暖」「春陽」「仲春」「軽暖」などが3月下旬に使いやすい言葉になります。

穏やかな春!4月の手紙に使える例文は?

4月は新年度が始まって、新しい人生の門出を迎える季節ですね。

入学にお祝いを送る際の送り状や、お返しのお礼状など、手紙を書く機会が多いです。

町内会の回覧板などの役割で公式な文書を書くこともありますね。

4月に使える、書き出しと結びの例文をご紹介していきます。

◯書き出しの挨拶例文

目上や町内会向け

「花の盛りも過ぎて、吹く風もやわらかな季節となりました。町内会の皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます」

「春陽の候、○○様におかれましては健やかにお過ごしのことと存じます。」

「春爛漫のみぎり、皆様お元気でお過ごしでしょうか。」

友人向け

「心地よい春風薫る季節となりましたね」

「桜の花が咲き始め、暖かい日差しがベランダに降り注ぐようになりました。」

◯結びに使える挨拶例文

目上や町内会向け

「新年度を迎えお忙しいとは存じますが、風邪など召されぬようくれぐれもご自愛ください」

「新緑の候、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。」

友人向け

「スーパーにたけのこが売られているのを見つけ、おいしい春を満喫してます」

「春本番、うららかな季節を思う存分楽しみましょうね」

◯上旬・中旬・下旬の使い分け

時候の挨拶で4月上旬に使う言葉は?入学のお祝いの季節です!

「花冷え」「菜種梅雨」「春暖」「仲春」「陽春」「桜花」「春爛漫」などが4月上旬に使われます。

時候の挨拶を4月中旬に使おう!町内会でも使える季節の言葉は?

「春陽」「仲春」「春粧」「軽暖」「陽春」「桜花」「桜端」などが4月中旬に使われます。

【時候の挨拶】4月下旬にピッタリの例文!季節感を大切に!

「惜春」「晩春」「葉桜」「新緑」「穀雨」「菖蒲」「牡丹」などが4月下旬に使われます。

春の終わり!5月の手紙に使える時候の挨拶

5月といえば、端午の節句、GW、母の日、とイベントが続く月です。

手紙を書く時は、5月らしさを表す時候の挨拶をぜひ使ってみましょう。

◯書き出しの挨拶例文

目上や町内会向け

「立夏の候、皆様お元気とのことお喜び申し上げます。」

「薫風のみぎり、ご家族皆様お変わりなくお過ごしでしょうか」

「軽暑の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます」

「深緑の候、町内会の皆様におかれましては変わらずご壮健のことと存じます」

友人向け

「日中は汗ばむくらいの初夏の陽気が続きますが、変わらずお元気ですか」

「◯◯地域では運動会を目前に控え、子供達の熱気に押されるように気候も初夏へ向かっています」

◯結びに使える挨拶例文

目上や町内会向け

「軽暑の候、体を冷やさぬようご自愛ください」

「軽暑の心地よい季節、末筆ながら皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます」

友人向け

「朝と夜は肌寒く感じたりしますので、体を冷やさないよう気をつけてくださいね。」

「残春の陽気を味わいつつ、またお会いできる日を楽しみにしております」

◯上旬・中旬・下旬の使い分け

時候の挨拶で5月上旬に使える言葉は?夏の始まりの季節!

「惜春」「晩春」「新緑」「若葉」「葉桜」「薫風」「八十八夜」が5月上旬にぴったりの言葉です。

【時候の挨拶】5月中旬に使える言葉は?季節感を大切に!

「新緑」「若葉」「青葉」「万緑」「薫風」「軽暑」「惜春」「暮春」が5月中旬にぴったりの言葉です。

時候の挨拶で5月下旬にピッタリの例文!季節は春から夏へ!

「小満」「深緑」「万緑」「青葉」「暮春」「残春」「初夏」「軽暑」が5月下旬にぴったりの言葉です。

春の季節は楽しいイベントがたくさん

春の挨拶はイベントがたくさんありますし、季節の変わり目ですので季語も豊富です。

上旬・中旬・下旬という区分で説明しましたが、あくまでも目安です。

あなたの生活で感じている季節を、素直に表すのが本来の季節のあいさつですよ。

ぜひ親しいお友達にも、お世話になっている目上の方にも、春の挨拶をしましょうね。

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